OSS×クラウド最新TOPICS 2016年6月26日 21:03
「ソニーがPS3からLinuxなどのOSをインストールする機能を削除」した件をめぐる訴訟で、2010年に行われたアップデートで損害を被ったユーザー約1000万人に対して賠償金を支払うことにソニーが合意した。
【問題】
・ソニーは「他のシステムのインストール」に関する機能を削除した
・強制ではなく選択制だった
→他のシステムを使い続けたいという人はシステムアップデートを行わないことでそのまま機能を使うことができた
→しかし、アップデートを行わない限り、最新のサービスやコンテンツが利用できなくなった
【合意書】
カリフォルニア州連邦裁判官からの承認は得られていないものの、合意書には「PS3でLinuxを利用していたユーザーは、1人当たり55ドル(約5800円)を受け取る資格がある」と記述されている
【賠償金を受け取るためには(1)】
・PlayStation NetworkのサインインIDとPS3のシリアルナンバー
・「LinuxなどのOSをインストールする機能」を使用していたことを示す証拠
【賠償金を受け取るためには(2)】
2006年11月1日から2010年4月1日までの期間にCECH-2000シリーズ以外のPS3を購入したユーザーの中で、「LinuxなどのOSをインストールする機能」の存在を知っており、同機能を使用する予定だったユーザーは、申請すれば9ドル(約900円)の賠償金を得ることが可能だとのこと。
(出所:http://gigazine.net/news/20160622-sony-ps3-linux/)
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