Google Cloud SDKとは、Google Cloud Platformのプロダクト/リソース/サービスなどをコントロールするためのコマンドラインツール群です。
プラットフォーム | Google Cloud Platform |
クラウドサービス名 | Google Cloud SDK |
読み方 | グーグル クラウド エスディーケー |
略称 | --- |
Google Cloud SDKは、Google Cloud Platformのためのツールセットです。複数のコマンドラインツールから構成されています。
「Google Compute Engine」「Google Cloud Storage」「Google BigQuery」などのサービスに対して、コマンドラインからアクセスを行い、各種操作を行えます。
ツールコマンドは「インタラクティブ実行」と「自動スクリプト実行」が可能です。
設定用Webインタフェース「Cloud Platform Console」を使用せずに、同等の操作をスクリプトとして実行できるため、各種設定タスクの自動化を行えます。
「Google Cloud SDK」は複数のコマンドラインツールで構成されています。
「gcloud」は、Google Cloud Platformへの主要なコマンドラインインターフェースを提供する中心的なコマンドラインツールです。「認証」「ローカル設定」「デベロッパーワークフロー」「Cloud Platform APIとのインタラクション」などの設定を行います。
「bq」は、「BigQuery」用ツールです。「クエリ実行」「データセット操作」「テーブル操作」「エンティティ操作」などを行います。
「gsutil」は、「Cloud Storage」用ツールです。バケット/オブジェクトなどの管理を行います。
「kubectl」は、「Kubernetesコンテナクラスタ」用ツールです。コンテナのデプロイと管理を行います。
「PowerShell コマンドレット」は、Windows用ツールです。「Windows PowerShell」環境内から、Google Cloud Platformのリソースを管理します。
Google Cloud SDKは「Linux」「Mac OS X」「Windows」で動作します。
「Python 2.7.x」を必要とします。一部のツールには「Java 1.7以降」も必要です。
Cloud SDKを使用する場合には、ツール認証処理が必要です。
対応しているクライアントライブラリは次のようなものがあります。
Cloud SDKインストール後に、追加オプションコンポートのインストールが可能です。
また、コンポーネント単位でのアップデートも行えます。
同様なサービスとして、次のようなものがあります。
AWS「AWS コマンドラインインターフェイス」、Azure「Azure SDK」など
オフィシャルサイト
→Google Cloud Platform →Cloud SDK
料金情報
Google Cloud Platformユーザーは、追加料金なしで利用できます。
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
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