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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Bino

【OSS情報アーカイブ】Bino

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Bino」とは

概要

Bino(ビーノ)とは、「3Dビデオ」と「マルチディスプレイ出力」をサポートするビデオプレーヤーです。

基本説明

Binoは、適切なCPUとグラフィックスパワーを備えたコンピュータでほとんどのビデオファイルを再生できます。

マルチプロジェクターセットアップなど、分散マルチディスプレイ表示をサポートしています。

また、「スクリプト機能」「高精度カラー入出力の自動サポート」「2台のカメラデバイスの同時使用」などの高度な機能も搭載しています。

オフィシャルサイト情報

■オフィシャルサイト

→bino3d.org

■ライセンス情報

Binoのライセンスは「the GNU GPL version 3 or later」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→Bino

■動作環境

Binoは「Linux」「FreeBSD」「Mac OS X」「Windows」などで動作します。

■ダウンロード

→Bino →Releases

同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「VLC media player」「Kodi」など。

3Dビデオ再生機能

■概要

Binoは「3Dビデオ」を再生できます。3Dビデオは、正確には「ステレオスコピックビデオ」と呼ばれます。

このようなビデオでは、左目と右目で別々のビューが使用されるため、立体視による奥行き認識が可能になります。

立体視ビデオの左右のビューは、異なるレイアウトを使用して保存できます。2つのビューは2つの別々のビデオストリームとして保存されることもありますが、多くの場合、両方のビューが1つのビデオストリームにまとめられ、ビデオプレーヤーで解凍する必要があります。

■サポートレイアウト

・モノスコピック(2D)ビデオ
・個別のビデオストリームやファイルでの左右のビュー
・左右ビュー
・上下ビュー
・交互の行の左右ビュー など

マルチディスプレイサポート

Binoは高度なマルチディスプレイビデオ出力オプションをサポートしています。

■基本的マルチディスプレイ出力

基本的なマルチディスプレイをサポートするため、Binoではすべてのディスプレイが単一のコンピューターに接続され、1つの大きなデスクトップを表示するように構成されている必要があります。

このようなセットアップでは、Binoがフルスクリーンモードで使用する画面を構成できます。

■高度マルチディスプレイ出力

Binoは、並列および分散OpenGLレンダリングに「Equalizerフレームワーク」を利用した分散マルチディスプレイ出力をサポートしています。

たとえば、合計5つのビデオ出力ウィンドウに同期された出力を実行できます。

ハードウェアデバイスサポート

■カメラデバイス

Binoは、次のタイプのカメラデバイスをサポートしています。

・default—システム固有のデフォルトデバイスタイプ
・firewire—Firewireデバイス
・x11—「X11-grabber」擬似デバイス

■リモコンデバイス

Binoはリモートコントロールをサポートしています。

一般的に使用されている多くのリモートコントロールの赤外線信号をデコードして送信できるパッケージ「LIRC」を利用しています。

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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