MariaDB(マリアディービー)。「MySQL」から派生したオープンソースリレーショナルデータベースシステムです。拡張性/処理性能/高品質が評価され、世界中で急速にシェアを拡大しており、Googleや数多くのLinuxディストリビューションでも、「MySQL」に代わって「MariaDB」が採用されています。

MariaDBとは

MariaDB(マリアディービー)。「MySQL」から派生したオープンソースリレーショナルデータベースシステムです。拡張性/処理性能/高品質が評価され、世界中で急速にシェアを拡大しており、Googleや数多くのLinuxディストリビューションでも、「MySQL」に代わって「MariaDB」が採用されています。

基本情報

概要

MariaDB(マリアディービー)とは、「MySQL」から派生したオープンソースリレーショナルデータベースシステムです。拡張性/処理性能/高品質が評価され、世界中で急速にシェアを拡大しており、Googleや数多くのLinuxディストリビューションでも、「MySQL」に代わって「MariaDB」が採用されています。

基本説明

MariaDBは、MySQLのオリジナルコード開発者である「Michael "Monty" Widenius」氏らのプロジェクトによって開発されているオープンソースリレーショナルデータベースです。

MySQLのブランチに相当し、MySQLとの互換性を保ちつつ、性能/堅牢性を高めるための独自機能を備えています。MySQLとの互換性を保ちつつも、よりよいデータベースとなることを目指し開発されています。

その開発精度の高さや緻密さが世界中のエンジニアから評価され、ダウンロード数が急増し、シェアを急速に拡大しています。Googleのシステムに採用されたり、代表的Linuxディストリビューションにおいて、MySQLに代わってMariaDBが標準データベースになっています。

MariaDBには、5.5系(MySQL5.5以前の完全互換を重視)と10.0系(フォーク)の2つの系統が存在します。

経緯

MariaDBの「Maria」は、開発者であるWidenius氏の次女の名前(マリア)から命名されています。ちなみに、MySQLの「My」は、長女の名前(ミー)が由来となっています。MariaDBはMySQLの妹分のような存在です。

MariaDB誕生のきっかけは、当時のSunMicrosystems社による「MySQL Ab」社の買収でした。Widenius氏は開発方針の相違などから、2009年にSunMicrosystems社を退社し、2010年に「Monty Program Ab」社を立ち上げて、MySQLからフォークさせたMariaDBの開発を開始しました。2012年に、コミュニティ主導を理念として、同氏が設立した非営利団体「MariaDB Foundation」へMariaDBの所有権と開発拠点を移します。その後、MariaDB社がMariaDBのエキスパート企業として、サブスクリプション販売などの関連サービスを展開しています。

ポイント

・MySQLのソースコードをベースにいくつかの機能を追加
・MySQLの不具合修正を定期的に反映
・MySQLとの高い後方互換性を持つ
・マルチプラットフォーム(Linux、Windows、Solaris、MacOS X)
・コミュニティ版(GPL v2)のみ

「MySQL」と「MariaDB」の主な違い

「MySQL」と「MariaDB」は、基本的にはほぼ同じ機能を有していますが、異なる点もあります。

ストレージエンジンの追加/変更
MariaDBでは、いくつかストレージエンジンが追加/変更されています。

オプティマイザ強化
MariaDBでは、SQLの実行計画を決定するオプティマイザに大きく手が加えられています。MySQLと比較してMariaDBは、ディスクアクセス/結合/サブクエリなどの実行計画パターンが多くあります。

その他の機能追加
INFORMATION_SCHEMAに4つの表を追加、JSON対応、GIS対応など、MySQLよりもMariaDBのほうが進んでいる部分があります。

TOPに戻る

主な特徴

MySQL互換

MariaDBは、意識的に互換性を保ちながら開発されており、インストール方法やディレクトリ構造がほぼ同じであるため、MySQLからMariaDBへの移行もスムーズに行えます。互換性は非常に高く、データ/表定義ファイルなどはそのまま移行して使えます。クライアントAPIやプロトコルも同様です。

ストレージエンジン

MariaDBは、MySQLの標準ストレージエンジンに加え、多くのストレージエンジンを採用しています。

Aria、InnoDB/XtraDB、MyISAM、NDB、Archive、Memory、Federated-X、InfiniDB、Galera、Sphinx、TokuDB、Connect、Cassandra、SpiderDB

パフォーマンス

スレッドプーリング、並列レプリケーション、マルチソースレプリケーション、グループコミット、MyISAMセグメントキーキャッシュなど、高性能を実現するためのさまざまな機能が標準で実装されています。

MariaDBは、「MySQL Enterprise Edition」相当の機能である「スレッドプール」が標準で利用できるのが魅力となっています。

TOPに戻る

同様製品(概要情報)

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「MySQL」「PostgreSQL」など。

TOPに戻る

導入事例

多方面においてMariaDBのシェアが急速に広まっています。

Google、Wikipedia英語版およびドイツ語版、「Red Hat Enterprise Linux」や「Fedora」などのLinuxディストリビューションにおいて、データベースがMySQLからMariaDBへと切り替えられました。

ホテル予約オンラインサービス「Booking.com」でもMariaDBが使用されています。

TOPに戻る

ライセンス情報

MariaDBのライセンスは、「GNU General Public License Ver2」「LGPL for clients」です。このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。

TOPに戻る

ダウンロード

ダウンロードページ

TOPに戻る

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

MariaDB最新TOPICS

【講演資料を公開】1/25「AWS環境における、DBの管理と監視」(2017年02月02日 09:15)

2017年01月25日(水)14:30~16:30 株式会社パソナテック マルチファンクションルーム にて 「AWS環境における、DBの管理と監視」と題したセミナーが開催されました。 当日は、寒い中、多くの方にご来場頂きまして、ありがとうございました。講演中は、皆さま熱心に公聴され、メモを取られる方も多く見られました。 ご来場者によるアンケートでは、「DB移行の際のポイント、方法など理解できま...

MariaDB最新CLOSEUPコラム

  • オープソース書籍(サイド)

OSS×Cloud ACCESS RANKING

  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter