概要
Azure Virtual Machines(Azure VM)とは、Azureの仮想マシン提供サービスです。Windows系/Linux系/各種オープンソースプロダクトなどの多くのマシンイメージが用意されています。
基本情報
プラットフォーム | Azure |
クラウドサービス名 | Azure Virtual Machines |
読み方 | アジュール バーチャルマシン |
略称 | Azure VM |
基本説明
Azure Virtual Machinesでは、仮想マシンを短時間でデプロイ可能です。
幅広いコンピューティングソリューションに対して、柔軟に仮想マシン環境を利用できます。
主な特徴
システム構成
ビジネスニーズの用途に合わせて「仮想マシンサイズ」と「パフォーマンス」を構成できます。
仮想ネットワーク
仮想マシンは「仮想ネットワーク」に配置されます。
仮想ネットワーク内部用のIPを利用して、仮想マシン同士でプライベートな通信を行えます。
IPv4/IPv6のどちらにも対応しています。
VPN接続
VPNを構成して、複数拠点/複数Azureリージョンにまたがる大規模ネットワークの構築も可能です。
豊富な選択肢「Virtual Machinesイメージ」
1000以上の「Virtual Machinesイメージ」が用意されています。数分以内にデプロイが完了します。
・各種Linuxディストリビューション(RedHat、Ubuntu、SUSE・・・)
・Windows Server
・SQL Server
・Oracle(Oracle Database、Oracle WebLogic Server・・・)
・IBM
・SAP
・各種オープンソースプロダクト(Chef、Puppet、Docker・・・) など
統合開発環境「Visual Studio」用のイメージで仮想マシンを作成しておけば、Macから接続して「Visual Studio」での開発を行うことなども可能です。
「Virtual Machinesイメージ」は、Azure MarketPlaceで提供されています。
→Azure →Azure MarketPlace
仮想マシン構成変更
仮想マシンを再構築せずに、構成変更が可能です。
スケーリング
1台~数千台規模まで仮想マシンインスタンスを拡大/縮小できます。
セキュリティ
Microsoftにより、各種セキュリティが提供されています。
・機密データ暗号化
・ウイルス/マルウェア対策
・ネットワークトラフィックのセキュリティ保護 など
Windows系OSライセンス料が無料
Azure Virtual Machinesでは、「Windows Server」や「WindowsクライアントOS」のライセンス料について無料で利用できます。
同様サービス
同様なサービスとして、次のようなものがあります。
AWS「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」、Google Cloud Platform「Google Compute Engine」など
オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
→Azure →Azure Virtual Machines
料金情報
→Azure →Azure Virtual Machines →Linux Virtual Machines の料金
導入事例
→Azure →ケーススタディ(Virtual Machines)
参考元サイト
・Azure →Azure Virtual Machines
・Azure →Azure Virtual Machines →ドキュメント →Azure における Windows 仮想マシンの概要
・Docs.com →Microsoft Japan Cloud Camp → いまさら聞けない Azure Virtual Machine 入門
・Microsoft (Windows) Azure 研究会 →Azure Virtual Machines (仮想マシン)について
・Hatena Blog →1.21 jigowatts →Azure Virtual Machines で Visual Studio 2015環境を構築する
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。