GNU Wget(グニューダブルゲット)とは、ファイル取得用ネットワークユーティリティです。Webページ再帰的検索機能によるWebサイトミラーリングを行えます。
GNU Wgetは、インターネットプロトコルを使用してファイルを取得するためのフリーソフトウェアパッケージです。
GNU Wgetは「ファイル取得」「Webサイト全体のミラーリング」「FTPサイト全体のミラーリング」などの用途に利用できます。
GNU Wgetのライセンスは「GNU General Public License」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→GNU →GNU Wget
GNU Wgetは、ほとんどのUNIXライクOSに加えて、Windowsでも動作します。
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「Curl」など。
GNU Wgetは非対話型コマンドラインツールであるため、「スクリプト」「cronジョブ」「X-Windowsサポートなしの端末」などから簡単に呼び出せます。
GNU Wgetは対話型ではないため、ユーザーがログオンしていなくてもバックグラウンドで動作します。
GNU WgetはHTTPやFTPをサポートしています。
GNU WgetはHTTP/1.0クライアントであり、多くのWebサーバで使用されている機能をサポートしています。
・HTTP
・HTTPS
・HTTPプロキシ
・HTTP Cookie
・持続的HTTP接続
・キープアライブ接続
・Hostヘッダー など
GNU WgetはIPv6をサポートしています。
IPv6をサポートするように構築されたバイナリは「IPv4のみの環境」と「IPv4+IPv6の環境」の両方で動作します。
GNU Wgetはプロキシサーバをサポートしています。
GNU Wgetは、多言語対応NLSベースメッセージファイルにより、多言語で利用できます。
GNU WgetはWebオーサリングページの再帰的検索をサポートしています。
再帰的ダウンロードにより、「HTML」「XHTML」「CSS」内のリンクをたどって、ローカルバージョンのリモートWebサイトを作成し、元のサイトのディレクトリ構造を完全に複製できます。
「サイトアーカイブ」「サイトミラーリング」などの用途に利用できます。
GNU Wgetは、ダウンロードしたファイル内の絶対リンクを相対パスに変換し、ローカルファイル間でリンクするようにパス変換できます。
GNU Wgetは、低速または不安定なネットワーク接続環境でも堅牢動作するように設計されています。デフォルトで「パッシブFTPダウンロード」を使用し、オプションにより「アクティブFTP」も使用できます。
GNU Wgetは、ネットワークの問題が原因でダウンロードが失敗した場合、ファイル全体を取得できるまで再試行を続けます。
参考元サイト
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