「Google Cloud SQL」基本情報
概要
Google Cloud SQLとは、Google Cloud Platformの「MySQL」および「PostgreSQL」のPaaSデータベースサービスです。リレーショナルデータベースの設定/メンテナンス/運用/管理のフルマネージドサービスを提供します。
基本データ
プラットフォーム | Google Cloud Platform |
クラウドサービス名 | Google Cloud SQL |
読み方 | グーグル クラウド エスキューエル |
略称 | --- |
基本説明
Google Cloud Platform上でホストされるCloud SQLは、データベースインフラストラクチャを提供します。
経緯
2016年08月、「Cloud SQL(第2世代)」の正式版がリリースされました。
主な特徴
フルマネージド
Google Cloud SQLが、データベースの各種管理を行います。
・バックアップ
・レプリケーション
・パッチ/アップデート適用 など
開発者はアプリケーション開発に専念できます。
高パフォーマンス
小規模開発ワークロードから大規模開発ワークロードまで、高いパフォーマンス要求に対応できるように設計されています。
スケーラビリティ
簡単にスケールアップを行えます。
リードレプリカによる高速スケールアウトも可能です。
高可用性
・99.95%を超える可用性を維持
・自動レプリケーション/バックアップによるデータ保護
・ポイントインタイムリカバリ機能
・自動フェイルオーバー機能(複数ゾーン間でデータ複製)
・Compute Engineインスタンスのライブマイグレーション(基盤インフラストラクチャの透過的メンテナンス)
セキュリティ
・Cloud SQLデータの自動暗号化(データベーステーブル、一時ファイル、バックアップ)
・すべてのCloud SQLインスタンスはネットワークファイアウォールで保護
・ネットワークアクセス制御
・安全な外部接続をサポート(「Cloud SQL Proxy」または「Secure Sockets Layer(SSL)」)
・「SSAE 16」「ISO 27001」「PCI DSS v3.0」「HIPAA」などに準拠
「Cloud SQL」と「標準MySQL」の機能の違い
「Cloud SQLインスタンスが提供するMySQL機能」と「ローカルにホストされたMySQLインスタンスが提供する機能」は基本的に同一ですが、一部、違いがあります。
→Google Cloud Platform →Cloud SQL →ドキュメント →Google Cloud SQLの機能 →Cloud SQL と標準 MySQL の機能の違い
「Cloud SQL(第1世代)」と「Cloud SQL(第2世代)」の違い
「Cloud SQL(第2世代)」は、「Cloud SQL(第1世代)」の強化バージョンです。
第1世代機能のほとんどをサポートし、より高いパフォーマンスを発揮できるように強化されています。
→Google Cloud Platform →Cloud SQL →第 2 世代機能
→Google Cloud Platform Japan Blog →Cloud SQL 第 2 世代のパフォーマンスと機能を詳説
同様サービス
同様なサービスとして、次のようなものがあります。
AWS「Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)」、Azure「Azure Database for MySQL」「Azure Database for PostgreSQL」など
オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
→Google Cloud Platform →CLOUD SQL
料金情報
→Google Cloud Platform →Cloud SQL →ドキュメント →料金
参考元サイト
・Google Cloud Platform →Cloud SQL →ドキュメント →Google Cloud SQL の機能
・gihyo.jp →ソロソロ来るゾ! Google Cloud Platform! →第4回 RDBMSサービスのCloud SQL
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。