Kibana(キバナ)とは、検索エンジン「Elasticsearch」と連携して使用するデータ解析/可視化ツールです。時間軸分析に強みがあり、分かりやすいグラフィカル表示を行えます。

オープンソースのBIツール/Kibanaとは

Kibana(キバナ)とは、検索エンジン「Elasticsearch」と連携して使用するデータ解析/可視化ツールです。時間軸分析に強みがあり、分かりやすいグラフィカル表示を行えます。

目次

「Kibana」基本情報
■概要
・基本説明
■主な特徴
・検索エンジン「Elasticsearch」とのシームレスな統合
・データ可視化機能
・時系列分析機能「Timelion」
・グラフ探索機能「Graph」
・共有機能
・管理インターフェース
・開発ツール「Developer Tools」
・独自Node.js Webサーバ
■使用手順
①Elastisearchへのデータ投入
②Discover(クエリ作成)
③Visualize(表示方法選定)
④Dashboard(ダッシュボード作成)
■ユースケース
■同様製品
■オフィシャルサイト
・オフィシャルサイト
・ライセンス情報
・ダウンロード
・導入事例

「Kibana」基本情報

■概要

Kibana(キバナ)とは、検索エンジン「Elasticsearch」と連携して使用するデータ解析/可視化ツールです。時間軸分析に強みがあり、分かりやすいグラフィカル表示を行えます。

基本説明

Kibanaは、基本的にリアルタイム検索エンジン「Elasticsearch」とセットで使用します。Elasticsearchに格納されている大量データについて、グラフや表で視覚的に表示できる分析/可視化ツールです。Webブラウザ上で操作でき、さまざまな切り口でデータを切り出し、表/グラフ形式で分かりやすく表示できます。

高度なデータ分析(ログ解析)機能も提供し、主な用途として、「Apacheシステムログ」「検索クエリログ」「Webサイトログ」などの多様な種類のログ解析が可能です。特に、時間軸分析/可視化に強みがあります。

従来のログ解析は、専門的なエンジニアがさまざまな複雑な処理を行う必要性がありましたが、Kibanaを使用すれば、ビジネスユーザーでもブラウザを使用して、好きな形でデータを切り出して活用できます。簡単にセットアップできる点も特徴です。

「使いやすいインターフェース」「カスタマイズ可能なダッシュボード」「柔軟なクエリ機能」「必要な情報へのアクセス性」「ドリルダウン機能」「高速フィルタリング」「集計機能」「グラフィカル表示」などの点で高く評価されています。

Elastic社のメインプロダクト「Elasticsearch」と同様に、世界中の企業で利用が進んでいます。ビッグデータ時代において、今後ますます注目を集めていくプロダクトとされています。

TOPに戻る

■主な特徴

検索エンジン「Elasticsearch」とのシームレスな統合

Kibanaは、Elasticsearchの強力な検索/分析能力と連携し、構造化/非構造化データなど、あらゆる種類のデータ形状に対応します。

「Elasticsearch」とは、Elastic社が提供する柔軟なオープンソース検索エンジンです。NoSQLデータストアとして、「リアルタイムデータ全文検索機能」「Restful(JSON)インターフェース機能」を提供します。Elasticsearchはサーバとして動き、JSON形式でデータを溜め込みます。そこからRESTfulAPI(JSON形式)で結果を受け取れます。
→OSSxCloudNews →オープンソースの検索エンジン/Elasticsearchとは

「Logstash」とは、Elastic社が提供するオープンソースログ収集製品です。プラグイン形式での柔軟な機能拡張が特徴です。
→OSSxCloudNews →オープンソースのログ管理/Logstashとは

「Kibana」は、検索エンジン(データ保管+解析機能)として「Elasticsearch」を利用します。データ収集機能として「Logstash」の利用が推奨されていますが、同様なオープンソースログ収集製品「fluentd」での代用が可能です。

「Logstash(fluentd)」→「Elasticsearch」→「Kibana」を組み合わせて使用することにより、高機能なログ解析プラットフォームとして利用できます。

データ可視化機能

Kibanaは、簡単な操作で、さまざまな種類でのデータ可視化を行えます。

主な表示形式
・テーブルデータ表示
・数字表示
・棒グラフ
・折れ線グラフ
・円グラフ
・面グラフ
・サンバースト図
・線プロット
・散布プロット
・ヒストグラム
・地図表示(任意の地図に位置情報データをプロット) など

時系列分析機能「Timelion」

時系列分析機能「Timelion(タイムライン)」を使用すると、Elasticsearchに格納されているデータに対して、高度な時系列分析を行えます。「すべてのデータを収集してから、時系列の各時点で分類する」などの分析を行えます。

シンプルで分かりやすい式言語で、それぞれ独立しているデータソースを1つのインターフェースに集約できます。さまざまな関数が用意されており、独自関数の追加も可能です。

主な関数カテゴリ
・データ取得
・時系列結合
・変換
・視覚化
・演算関数(加算、除算など)
・移動平均
・累積和
・導関数 など

グラフ探索機能「Graph」

グラフ探索機能「Graph」は、データに隠れているリレーションシップ(関連性)の発見/理解/探索を可能とする機能です。

Elasticsearchに保存されたすべてのデータ(製品データ/ユーザーデータ/ログデータなど)は、それぞれ何らかの関連性で結び付いています。関連性というレンズを通してデータ内のリレーションシップを分析することで、これまでは複数のシステム/バッチジョブ/ワークフローを介さないと得られなかった知見の発見を支援します。

GraphはElasticsearchを基盤としており、複数ドキュメント内に渡るリレーションシップを自動的に特定し、クエリごとに関連度によるランキングを適用してノイズからシグナルを切り分け、特定のクエリについて最も関連性の高いリレーションシップの優先順位を決定します。

Elasticsearch+Kibana+Graphを組み合わせると、「Elasticsearchの関連性分析機能」と「グラフ探索機能」を併用でき、極めて関連性の高いリレーションシップ発見をサポートします。

グラフ探索というアプローチは、新たなインデックスフォーマットや手法を必要としないため、新しい多様なユースケースの可能性をもたらします。
・複雑な疑問に対する回答の探索
・行動分析
・不正利用分析
・サイバーセキュリティ
・新薬発見
・個別化医療
・個別レコメンデーション作成 など

共有機能

Kibanaの可視化機能は、チームメンバー/上司/コンプライアンス管理者/ビジネスパートナー/顧客などと、誰とでも簡単に共有できます。

「社内ポータルサイトや社内Wikiサイトにダッシュボードを埋め込む」「ダッシュボードへのURLを送信」「レポート生成」などを行えます。

管理インターフェース

Kibanaでは、コマンドラインを使用せずに、直観的に「設定管理」「データ追加」「セキュリティ機能設定」などを行えます。

開発ツール「Developer Tools」

Kibanaの「Developer Tools」は、Elasticsearchのデータにダイレクトにアクセスできます。

検索のボトルネックを容易に把握できる「Search Profiler」や、LogstashのGrokパターンデバッガー「Grok Debugger」なども用意されています。

独自Node.js Webサーバ

Kibanaには独自の「Node.js Webサーバ」が搭載されています。

別途Webサーバを立てて設定するなどの手間はかからないため、手軽に利用を開始できます。

■使用手順

Kibanaを使用してデータ可視化を行う場合、主に、以下の4つプロセスで行います。

①Elastisearchへのデータ投入

分析対象データについて、「httpのPOST/PUTメソッド」や「Logstashを利用したデータ一括登録」で、CSVファイルやDBなどからElasticsearchにデータ投入します。

②Discover(クエリ作成)

Kibanaの管理画面を使用して、Elasticsearch内に格納されているデータに対するクエリ(検索式)を作成します。

クエリとして「Luceneのクエリシンタックス」もしくは「Elasticsearchのドメイン特化言語(DSL:Domain Specific Language)」を使用できます。「完全一致検索」「部分一致検索」「範囲指定検索」「正規表現検索」「結合」などの処理を記述できます。

作成した検索クエリはサーバ内に保存できるため、メンバー全員での共有も行えます。

③Visualize(表示方法選定)

作成したクエリを使用して、データを可視化するための「パネル」を作成します。

クエリから得られるデータを表示するための表示形式を設定し、「グラフ分割」や「表示カラー設定」を行い、表現したいパネルに仕上げます。

④Dashboard(ダッシュボード作成)

③Visualizeで作成したグラフパネルを組み合わせて、自由に配置し、ダッシュボードを作成します。

確認したい各情報について1画面に集約表示できます。

■ユースケース

・定期監視結果を投入してkibanaダッシュボードで参照
・定期的レポート結果を逐次投入してグラフ表示
・分析用データを生成して一括投入しておき、グラフ化/詳細分析はビジネスチームに任せる など

TOPに戻る

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Grafana」「Metabase」「Apache Superset」など。

TOPに戻る

■オフィシャルサイト

オフィシャルサイト

→Elastic →Kibana

ライセンス情報

Kibanaのライセンスは「Apache License Version 2.0」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →kibana/LICENSE.md

ダウンロード

→Elastic →Kibana →Download Kibana

導入事例

→Elastic →ユーザーストーリー

TOPに戻る

 

参考元サイト

TOPに戻る

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

Kibana最新TOPICS

【講演資料を公開】4/19「米国におけるオープンソース最新活用状況」(2017年05月19日 09:15)

2017年04月19日(水)14:30~16:30 中央区のJJK会館2階多目的ホールA にて「米国におけるオープンソース最新活用状況」と題したセミナーが開催されました。 当日は、オープンソースに関心をお持ちの方々がご来場くださり、お陰様で盛況のうちに終了することができました。皆さま熱心に公聴され、メモを執る姿も多く見受けられましたました。 また、来場者アンケートでは多くのコメントを頂戴しまし...

Kibana最新CLOSEUPコラム

無料資料プレゼント

機械学習導入にあたって理解したい4つのステップ

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



  • 勉強会
  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter