Kong(コング)とは、APIアグリゲータ(APIゲートウェイ)ソリューションです。統合的なAPI管理機能を提供します。
「APIアグリゲータ」とは、マイクロサービスとしてAPIサーバを実装する場合にサポートする仕組みです。
「認証機能」「ログ出力」「セキュリティ対策」などについて統合的にサポートします。
Kongは、「クラウドネイティブ」「高速処理」「スケーラブル」「分散型」などの特徴を持つ人気の高いオープンソースのマイクロサービスAPIゲートウェイプラットフォームです。すべてのマイクロサービスとAPIを高性能で柔軟なAPIプラットフォームに接続します。
API実行サーバ(オンプレミス/クラウド)のゲートウェイとして、受け付けたWebアクセスを他ホストに転送する「高機能API用リバースプロキシ」のように動作し、複数のマイクロサービスを統合します。すべてのサービスをKongプラットフォームに接続することで、最新のマイクロサービスおよびコンテナ設計パターンを活用できるAPIの構築と最適化をサポートします。
KongはAPIゲートウェイに求められる機能として、「ロードバランシング機能」「ロギング機能」「認証機能」「トラフィック制御機能」「変換機能」「高度なセキュリティ機能」などを提供します。「クラスタリング機能」も標準搭載しており、必要に応じて処理能力と可用性を高めることができるため、高いサービスレベルのAPI実行環境を構築できます。
Kongは、2015年にオープンソースプロジェクトとしてスタートしました。
・CI/CD/DevOpsの自動化およびオーケストレーション---効率的なカスタムワークフロー生成
・新しいエコシステムを活用---Kubernetesやコンテナなどを追加したままでKongを展開 など
Kongは、「IBM」「Intel」「OpenDNS」「The Guardian」「The New York Times」など、多くのグローバル企業で採用されています。
→Kong(Next-Generation API platform for Microservices)
Kongのライセンスは「Apache License Version 2.0」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→Kong →License
Kongバイナリは「主要Linuxディストリビューション向けパッケージ(RPM/APT)」や「Dockerイメージ」で提供されています。
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「WSO2 API Manager」など。
マイクロサービスAPIゲートウェイ「Kong」について紹介。 Kong APIゲートウェイとは Kong APIゲートウェイは、「コンピューティングクライアント」と「APIベースのアプリケーション」の間のミドルウェアとして機能する。
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