Kongはシステム運用において使いやすいRESTful APIを提供します。
あらゆるRESTful APIに対応し、コアプラットフォームを超えて追加機能を提供するプラグインを通して拡張されます。
→Kong →The Kong Microservice API Gateway
Kongを組み込んだシステムでは、APIに対して行われるすべてのクライアント要求は最初にKongに到達し、次のAPIにプロキシされます。
Kongは、リクエストとレスポンスの間で、インストールされているプラグインをすべて実行してAPI機能セットを拡張することで、事実上すべてのAPIリクエストのエントリポイントになります。
Kongによってすべてのサービスにわたって情報をインテリジェントに仲介することが可能となり、集中型または分散型のマイクロサービスのサービスアーキテクチャ全体を制御できます。
Kongは、以下の信頼性の高いオープンソーステクノロジの上に構築されています。
・Webサーバ「Nginx」
・分散データベース管理システム「Apache Cassandra」
・データベース管理システム「PostgreSQL」
Kongは、これらの信頼性の高い機能により「高パフォーマンス」「高スケーラビリティ」を実現しています。
KongはAPIゲートウェイソフトウェアとして「1ノードで秒あたり数万のリクエストを処理できる高性能」と「ミリ秒レベルの低レイテンシ」を実現しています。
→Kong →WHITEPAPERS →API and Microservices Management Benchmark
実稼働環境におけるパフォーマンスを理解するために、「Kong」と同様なAPI管理プラットフォーム「Apigee」について、「各プラットフォームが大きなトランザクション負荷にどれだけ耐えられるか?」を確認するために比較されています。
KongはApigeeと比較して「20倍以上少ない待ち時間」で処理できています。
Kongは、分散データベース管理システム「Apache Cassandra」の機能を利用して、複数ノード構成によるスケールアウトが可能です。すべてのKongノードはノード間で設定が更新された状態でクラスタに自動参加します。
需要に合わせてノードを追加することで水平方向に拡張できるため、ピークボリュームに対応できます。
また、スケールアウトで性能を高めるとともに可用性も高まることで、高いサービスレベルのAPI環境を実現できます。Kongノードの1つがダウンしてもKongは影響を受けずにサービスを継続できます。
→Kong →Docs →GUIDES & REFERENCES →Clustering reference
「認証」「セキュリティ」「ロギング」「トラフィック制御」などのさまざまなプラグインを必要に応じてKongに組み込むことで機能を柔軟に拡張できます。
→Kong →Kong Hub(Extend Kong with Powerful Plugins and Easy Integrations)
Kongは、プラグイン(Luaモジュール)をロードして実行するように設計されたLuaアプリケーションとして動作します。
あらかじめ提供されているプラグインで対応できない場合は、提供されているプラグイン開発キットを利用することで、プラグインをカスタム開発できます。
→Kong →Docs →GUIDES & REFERENCES →Plugin Development Guide
Kongは、プラットフォームにとらわれずに、「オンプレミス」「クラウド」「ハイブリッド環境」「グローバルデータセンター」「Kubernetes」など、さまざまな環境で稼働できます。
マイクロサービスAPIゲートウェイ「Kong」について紹介。 Kong APIゲートウェイとは Kong APIゲートウェイは、「コンピューティングクライアント」と「APIベースのアプリケーション」の間のミドルウェアとして機能する。
OSS×Cloud ACCESS RANKING