Guacamoleクライアントは「HTML5 Webアプリケーション」であるため、特定のアプリケーションやプラグインを導入する必要はありません。
Webブラウザを接続できれば、どこからでもリモートデスクトップにアクセスできます。
Guacamoleを介してアクセスされるデスクトップは、物理的に存在している必要はありません。
「Guacamole」と「クラウドでホストされているデスクトップOS」の両方を使用すると、クラウドコンピューティングの復元力と柔軟性を組み合わせて利用できます。
Apache Guacamoleは、完全に文書化されたコアAPIの独自スタックに基づいて構築されています。
これらのAPIにより、Guacamoleは、さまざまなアプリケーションと緊密に統合できます。
Guacamoleは「自己完結型Webアプリケーション」ではなく、複数のコンポーネントで構成されています。
ユーザーは、Webブラウザを使用してGuacamoleサーバに接続します。
JavaScriptで記述されたGuacamoleクライアントは、Guacamoleサーバ内のWebサーバによってユーザーに提供されます。
GuacamoleクライアントがローカルWebブラウザにロードされると、Guacamoleプロトコルを使用してHTTP経由でサーバに接続し直します。
GuacamoleサーバにデプロイされたWebアプリケーションは、クライアントから受信したGuacamoleプロトコルを読み取り、ネイティブGuacamoleプロキシ「guacd」に転送します。
このプロキシはGuacamoleプロトコルの内容を解釈し、ユーザーに代わって任意のリモートデスクトップサーバに接続します。
Guacamoleは、リモートディスプレイおよびインタラクションプロトコルとして、既存のリモートデスクトッププロトコルのスーパーセットを実装しています。
「リモートデスクトッププロトコル」と「Guacamoleプロトコル」の背後にある設計原則は異なり、Guacamoleプロトコルは特定のデスクトップ環境の機能を実装することを目的としていません。
guacdは、Guacamoleと一緒にインストールされ、バックグラウンドで実行され、WebアプリケーションからのTCP接続をリッスンするデーモンプロセスです。
リモートデスクトッププロトコルのサポートを動的にロードし、Webアプリケーションから受信した指示に基づいてリモートデスクトップに接続します。
OSS×Cloud ACCESS RANKING