React(リアクト)とは、Facebook製のJavaScriptライブラリです。Webアプリケーションのユーザーインターフェースを効率的に構築することを目的としており、主にView部分を実装します。「堅牢」「スケーラブル」「メンテナンスしやすい」アプリケーションを構築できます。

オープンソースのフレームワーク/Reactとは

React(リアクト)とは、Facebook製のJavaScriptライブラリです。Webアプリケーションのユーザーインターフェースを効率的に構築することを目的としており、主にView部分を実装します。「堅牢」「スケーラブル」「メンテナンスしやすい」アプリケーションを構築できます。

■関連する比較ページ

「React」基本情報

■概要

React(リアクト)とは、Facebook製のJavaScriptライブラリです。Webアプリケーションのユーザーインターフェースを効率的に構築することを目的としており、主にView部分を実装します。

■基本説明

Reactは、公式サイトに「A JavaScript library for building user interfaces」と記されているように、UIを構築するためのライブラリです。フレームワークではなく、あくまでUI構築ライブラリで、MVCでの「V」部分の構築機能を提供します。

ステートレスコンポネートを組み合わせていく構築スタイルを採用しており、構築時に多少の手間はかかりますが、「堅牢」「スケーラブル」「メンテナンスしやすい」アプリケーションを構築できます。

そのため、小規模アプリケーション高速開発より大規模アプリケーション開発に適しています。

■経緯

・2013年:初版リリース

Facebook社を中心として、各種開発コミュニティによって維持管理されています。

■ライセンスに関する論争と経緯

2013年

Reactの最初の公開リリースでは、ライセンスとして「Apache License 2.0」が使用されました。

2014年

2014年のリリースにおいて、Facebook社はこれを置き換え、「3条項BSDライセンス」と「ソフトウェアに関連する任意のFacebookによる特許使用許可テキスト」が追加されました。

この非慣習的な条項は、Reactユーザー開発コミュニティで論争と議論を引き起こしました。

2017年8月

Facebook社はApache Foundationからのライセンスに関する懸念を却下し、ライセンスの再考を拒否しました。

その結果、WordPressはGutenbergとCalypsoプロジェクトをReactから切り離すことを決定する事態に発展しました。

2017年9月

Facebook社は『標準MITライセンスの下でFlow、Jest、React、Immutable.jsを再ライセンスする』と発表しました。

同社は「ReactはWeb用オープンソースソフトウェアの幅広いエコシステムの基盤であり、技術的ではない理由から進歩を阻止したくない」と述べています。

2017年9月

React 16.0.0が「MITライセンス」でリリースされました。

MITライセンスへの変更は、React 15.xリリースラインにもバックポートされています。

■オフィシャルサイト情報

オフィシャルサイト

→React(React – A JavaScript library for building user interfaces)

ライセンス情報

Reactのライセンスは「MIT License」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →react/LICENSE

ダウンロード

→GitHub →React →Downloads

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「AngularJS」「jQuery」「Immutable.js」など。

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