「Visual Studio Tools for Azure」基本情報
概要
Visual Studio Tools for Azureとは、統合開発環境「Visual Studio」でAzure上のアプリケーション/サービスを開発するための機能群です。
基本データ
プラットフォーム | Azure |
クラウドサービス名 | Visual Studio Tools for Azure |
読み方 | ビジュアルスタジオツールズ フォー アジュール |
略称 | --- |
基本説明
統合開発環境「Visual Studio」で、Azure向けアプリケーション/サービス開発を行えます。
「Visual Studio 2017」には、Azure向け開発のための機能がすべて搭載されています。Azureワークロードを有効にすると、すぐに作業を開始できます。
「Visual Studio 2015」の場合は、「Azure .NET SDK」をダウンロード/インストールにより、同様な開発環境にできます。
主な特徴
クラウドアプリ開発
クラウドを利用したアプリ開発/ビルド/展開/診断が可能です。
・定義済みテンプレートを使用してプロジェクト作成
・複数のAzureアカウントに同時にログインして、サブスクリプションとリソースにアクセス
・クラウドとデバイスアプリケーションにAzureサービスを迅速に追加
・ローカルとリモートの両方でアプリの構成/診断/デバッグが可能
・ウィザード/自動スクリプトでの展開
・「Visual Studio Team Services」での継続的インテグレーション/継続的配置 (CI/CD) パイプライン
スナップショット デバッガー
「Azure App Service」をベースとする .NETアプリのデバッグについて、「スナップショットデバッガー」でエラーの根本原因を迅速に検出できます。
アプリを「Application Insights」でインストルメント化して、環境とアプリケーションのスナップショットを撮れます。
Docker連携
「Visual Studio Tools for Docker」を使用すると、Visual Studio上でDockerを使用した開発も可能です。
「ローカルのDockerコンテナ」または「Azure上のDockerコンテナ(Azure Container Services)」でアプリケーションを構築して、デバッグできます。
Dockerコンテナでアプリケーションを開発後、直接、Dockerコンテナへのデバッグが可能です。
マイクロサービス構築
Visual Studioを使用して、マイクロサービス「Azure Service Fabric」のサービス/アプリケーションを構築できます。
Visual StudioからAzureに接続「Cloud Explorer」
「Cloud Explorer」を使用して、Visual StudioからAzureリソースの操作が可能です。
・Visual StudioからAzureに接続(複数のAzureアカウントでのログイン)
・Azure環境の作成と構成
・Azureリソースの表示、管理、デバッグ、診断
・サブスクリプションとリソースにアクセス
同様サービス
同様なサービスとして、次のようなものがあります。
AWS「AWS Toolkit for Visual Studio」、Google Cloud Platform「Cloud Tools for Visual Studio」など
オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
→Azure →Visual Studio Tools for Azure
参考元サイト
・Azure →Visual Studio Tools for Azure
・Azure →Azure 開発者ツール
・銀の光と碧い空 →Visual Studio から AzureやWindows以外のdocker containerで走るASP.NET Core をリモートデバッグする
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。