概要
Google Cloud Virtual Networkとは、仮想ネットワークを構築できるサービスです。Google Cloud Platformのリソースをプロビジョニングして、「リソース間接続」や「Virtual Private Cloud(VPC)内での相互接続/分離」などを行えます。
基本情報
プラットフォーム | Google Cloud Platform |
クラウドサービス名 | Google Cloud Virtual Network |
読み方 | グーグル クラウドバーチャルネットワーク |
略称 | --- |
基本説明
Google Cloud Virtual Networkは、マネージドネットワーク機能を提供します。
・詳細なIPアドレス範囲選択
・経路設定
・ファイアウォール機能
・仮想プライベート ネットワーク(VPN)
・クラウドルータ機能
・リージョン間/リージョン内でのサブネット作成/拡張
・ネットワークポリシー設定
・ネットワーク暗号化 など
主な特徴
迅速にサービス開始
Google Cloud Virtual Networkでは、推奨の「プレフィックス範囲」と「ネットワークポリシー」で仮想トポロジーを自動的にセットアップできるため、迅速に仮想ネットワークを構築できます。
カスタムモードでの詳細な設定も可能です。
グローバルなネットワークインフラ
Google Cloud Virtual Networkでは、Googleが提供する高性能な専用グローバルネットワークを利用できます。
・高速で安定したパフォーマンスとスケール
・先進的なソフトウェア定義ネットワーキング
・世界70か所以上のネットワークポイント
・複数の地域にまたがる仮想ネットワークドメインを構築可能
セキュリティ
セキュリティを重視した設計になっています。
・ステートフルファイアウォール
・VPN(安全なプライベートハイブリッドクラウド)
・IAMポリシー(接続ルール/セキュリティルール)
・Googleデータセンターセキュリティ機能の使用 など
スケーラビリティ
分散型ソフトウェアアーキテクチャにより、高いスケーラビリティが実現されます。
共有VPC「クロスプロジェクトネットワーク」
「クロスプロジェクトネットワーク」機能により、複数のGoogle Cloud Platformプロジェクトで、共通のプライベートネットワークを共有できます。
同様サービス
同様なサービスとして、次のようなものがあります。
AWS「Amazon Virtual Private Cloud」、Azure「Azure Virtual Network」など
オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
→Google Cloud Platform →CLOUD VIRTUAL NETWORK
料金情報
→Google Cloud Platform →Compute Engine →Google Compute Engine の料金 →ネットワークの料金
参考元サイト
・Google Cloud Platform →CLOUD VIRTUAL NETWORK
・Google Cloud Platform →Compute Engine →VPN →概要
・Google Cloud Platform →CLOUD NETWORKING サービス
・ Google Cloud Platform Japan Blog →GCP プライベート ネットワークの柔軟性を高める拡張可能なサブネットワーク
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