「OpenPNE」基本情報
■概要
OpenPNE(オープンピーネ)とは、国産のSNS運営用のサーバサイドプログラム群です。さまざまな組織/グループに合わせたSNSサイトを構築できます。
■基本説明
OpenPNEは、誰でも設置/運営が行えるSNSを構築できます。
豊富な機能を用いて用途に合わせた自由なカスタマイズが可能です。
■経緯
OpenPNEの開発は2004年にスタートしました。
主な特徴
■コミュニケーションSNSプラットフォーム
OpenPNEを土台にしてさまざまなコミュニティ活動のためのコミュニケーションプラットフォームを構築できます。
・地域/サークルのコミュニケーションツール
・社内用グループウェア
・グループ用CMS など
■モバイル対応
OpenPNEはスマートフォンの主要ブラウザから接続できます。
■オープン/クローズの切り替え
OpenPNEでは、運営しているSNSについて「オープンSNS」と「クローズドSNS」のどちらにするのか設定できます。
運営中に途中で切り替えることも可能です。
オープンSNS
「オープンSNS」では、SNSに参加したいユーザーは必要項目の登録を行うだけで参加できます。
誰でも自由に参加できるためコミュニケーションの輪が広がりやすいメリットがあります。
クローズドSNS
「クローズドSNS」は、オープンSNSとは異なり、SNSに参加するためにはSNS内部からの招待が必要なモードです。
「社内SNS」や「社内コミュニティ空間」として利用することも可能で、メンバー間の連携を強化するための情報共有用途に向いています。
■カスタマイズ
OpenPNEでは、運営者や参加メンバーの要望に合わせてカスタマイズを行えます。
主な機能
■SNS機能
コミュニティ
コミュニティでは「トピック」を作成することで1つの話題について話し合いを行えます。
また「イベント」を作成して、通知やメッセージ送信を行えます。
日記
日記では、「個人的な話題」「日記」「日報」「質問」などを書き込めます。
公開設定で非公開にすることにより、自分専用ドキュメントとしても利用できます。
メッセージ
メッセージ機能として、参加者メンバー間で1対1の個人的メッセージを送受信できます。
Webメールのように利用できます。
あしあと
自分のページにアクセスしたメンバーをチェックできます。
フレンドリンク
お気に入りのメンバーとフレンドリンクを結ぶことで関連情報を参照しやすくできます。
■管理機能
各種管理機能も提供されます。
・メンバー管理
・SNS設定
・デザイン設定
・画像/書き込み管理 など
■外部連携
ID連携認証(OpenID)
Webサイトを越えて認証システムを構築できるOpenIDに対応しており、外部アプリケーションとのID連携を容易に行えます。
MasterSlavePNE
「MasterPNE」とは、OpnePNEユーザーアカウントを親として、外部アプリケーションを連携させる機能です。
「SlavePNE」は、他のシステムのアカウントを親として、OpenPNEを子として連携させる機能です。
小窓機能
「小窓機能」とは「Amazon商品情報」や「YouTube動画」などをメッセージ内に貼り付ける機能です。
OpenSocial
OpenPNEは、Googleが提供するSNS向けアプリケーションAPI「OpenSocial」に対応しています。
共通のAPIを使用して、SNS内にWebアプリケーションを埋め込むことが可能です。
ユースケース
ユースケース事例が紹介されています。
補足情報
■同様製品
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「Mastodon」「抹茶SNS」「exo Platform」など。
■オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
ライセンス情報
OpenPNEのライセンスは「Apache2.0ライセンス」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→OpenPNE →OpenPNEとは
ダウンロード
導入事例
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。