「JobScheduler」基本情報
■概要
JobScheduler(ジョブスケジューラ)とは、エンタープライズレベルに対応するワークロード自動化ソリューションです。
■基本説明
JobSchedulerは、実行可能ファイル/シェルスクリプトなどを起動し、データベースプロシージャを自動的に実行するためなどに使用されます。
すべての情報をバックエンドデータベース管理システムに保存します。
■動作環境
「JobScheduler JOCコックピット」と「JobScheduler Master」は、WindowsおよびLinuxオペレーティングシステム上で動作します。
JobScheduler用エージェントは、任意のプラットフォーム上で動作できます。
■経緯
・2005年 初版リリース
主な特徴
■ワークロード自動化
JobSchedulerは、時刻設定や各種イベントトリガーにより「実行可能ファイル」「シェルスクリプト」「データベースプロシージャ」などを自動的に起動します。
■バックグラウンド実行
バッチスケジューリングに使用されるJobSchedulerは「Unixデーモン」または「Windowsサービス」としてバックグラウンドで実行されます。
■ジョブ制御インターフェース
ジョブ制御は「コマンドライン」または「組み込みGUI」で操作できます。
■高可用性クラスタリング
JobSchedulerバックアップクラスタは、自動フェイルオーバーによるフェイルセーフとフォールトトレランスを保証します。
フェイルセーフシステムは、1台のJobSchedulerと少なくとも1台のバックアップで構成され、両方のJobSchedulerが別々のコンピュータで動作します。
■ロードシェアリング
複数のJobSchedulerによる並列実行が可能で、大量データを処理する場合に処理時間を大幅に短縮できます。
ロードシェアリングモードにおいて、処理タスクは、複数ホスト上に存在するJobScheduler間で共有されます。
■外部連携
ファイル転送機能
ジョブは「組み込みFTP/SFTP機能」を使用してファイル転送を実行できます。
API連携
他アプリケーションは、APIを介してJobSchedulerの制御が可能です。
複雑な条件付き処理などを実行できます。
モニタリング
他のシステムモニタリングツールによるモニタリングが可能です。
・HPOpenView
・MicrosoftSCOM
・Nagios
・op5
・Opsview
・Zabbix など
補足情報
■同様製品
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「Hinemos」「Nagios」「Zabbix」など。
■オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
ライセンス情報
JobSchedulerのライセンスは「Open Source(GNU General Public License) and Commercial Licenses」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→JobScheduler →Open Source License
ダウンロード
→JobScheduler →JobScheduler Downloads
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。