「Spectrum」基本情報
■概要
Spectrum(スペクトラム)とは、オンラインコミュニティプラットフォームです。
■基本説明
Spectrumは「IRC(Internet Relay Chat)に代わる現代のオンラインコミュニティ向けツール」を目標として開発されています。
Spectrumは「リアルタイムチャットメッセージング機能」をベースとして、コミュニティごとに複数スレッドを作成できます。コミュニティは無料で作成でき、保存メッセージ数やメンバー数は無制限で利用できます。
従来のコミュニティプラットフォームにおいて参加メンバーが増えてくると、「メンバー把握」「会話内容把握」などが困難になります。
Spectrumは「最高のWeb2.0フォーラムとリアルタイムのチャットアプリケーションを組み合わせることで、あらゆる種類のコミュニティをオンラインで構築する最高のプラットフォームとなること」を目指しています。
「モデレーションツール」「コミュニティ用単一プラットフォーム」「スレッド化会話」「コミュニティヘルスモニタリング」などの機能を搭載しています。
■ユースケース
コミュニティ交流
Spectrumでコミュニティを作成して、同じ目的や同じ趣味を持つメンバー達と交流をおこなえます。
従来のコミュニティプラットフォームよりも効率的に利用できるような仕組みが施されています。
サポートセンター
Spectrumを利用したオフスイッチのないサポートセンターを構築する利用法を想定できます。
1:1のチャットとチケットシステムにより、ユーザーに対して効率的にヘルプを提供できる体制を期待できます。
フィードバック収集
Spectrumは「機能リクエスト」や「ユーザーのフィードバック」を収集するために適しています。
リアルタイム性を活用したさまざまなフィードバックに利用できます。
主な特徴
■コミュニティ
Spectrumでコミュニティを作成すると、対象コミュニティはWeb検索対象となり、他のコミュニティメンバーによって容易に発見可能になります。
Spectrumのメッセージとコミュニティは、デフォルトで検索エンジンに最適化されています。
コミュニティ探索
コミュニティ探索用ページが用意されています。
→Spectrum →Find a community for you!
■過去メッセージの有効活用
Spectrumのメッセージは、他のメッセージングアプリと同様にリアルタイムチャットでやり取りされます。
一般的メッセージングアプリでは過去のメッセージの重要性は次第に減衰していきますが、Spectrumは後で簡単に発見して共有できるユニークなリンクがあるため、長期的な価値を伴うリアルタイムメッセージングが可能です。
補足情報
■同様製品
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「Ring」「Signal」など。
■オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
ライセンス情報
Spectrumのライセンスは「BSD 3-Clause "New" or "Revised" License」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →withspectrum/spectrum →spectrum/LICENSE
ダウンロード
→GitHub →withspectrum/spectrum
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。