※Seasar2は2016年9月26日をもってサポート終了となっています。Seasar2とは、「DI(Dependecy Injection:依存性の注入)」と「AOP(Aspect-Oriented Programming:アスペクト指向プログラミング)」と呼ばれる設計思想に基づく国産オープンソースJavaフレームワークです。

オープンソースのフレームワーク/Seasar2とは

※Seasar2は2016年9月26日をもってサポート終了となっています。Seasar2とは、「DI(Dependecy Injection:依存性の注入)」と「AOP(Aspect-Oriented Programming:アスペクト指向プログラミング)」と呼ばれる設計思想に基づく国産オープンソースJavaフレームワークです。

基本情報

概要

Seasar2(シーサーツー)とは、「DI(Dependecy Injection:依存性の注入)」と「AOP(Aspect-Oriented Programming:アスペクト指向プログラミング)」と呼ばれる設計思想に基づく国産オープンソースJavaフレームワークです。

DI(Dependency Injection:依存性の注入)とは

アプリケーションを構成するモジュール間の結びつき(依存性)を実行時に指定できるようにすることにより、仕様変更/運用環境変更に対して柔軟に対応できるようにする技術です。「DI」機能を備えたフレームワークのことを「DIコンテナ」といいます。
この「依存性」というのは、そのオブジェクトを成立させるために必要となるさまざまな情報のことを意味します。
あるオブジェクトを作成して利用するためには、さまざまな情報(値など)が必要となることがあります。このような場合、それらを外部から受け取って動かす形だと、そのオブジェクトの利用に制約が発生してしまいます。
そこで、「あるオブジェクトを利用するために必要となる依存性をオブジェクト本体から切り離し、外部から依存性情報を注入することで利用できるようにする」というのが、「DI」の基本的な考え方です。
Seasar2の最大の特徴は、その「設定情報作成の容易さ」にあります。XMLに非常に単純な情報を記述しておくだけで「DI」の恩恵にあずかることができます。依存性解決をDIコンテナへ任せることで、コンポーネントがシンプルになります。

AOP(Aspect-Oriented Programming:アスペクト指向プログラミング)とは、

共通処理を外部モジュールとして切り出し、それを呼び出すためのコードを、毎回わざわざ記述せずに利用できる仕組みを利用したプログラミングの方法論です。
複数のコンポーネントで同様に行う「トランザクション制御」のような処理を、AOPとしてコンポーネント外部へ切り分けることが可能です。

基本説明

Seasar2は、純国産のオープンソースJavaフレームワークです。
従来より必要な設定ファイルを削減し、依存性を分離して記述することで生産性の高い効率的なプログラム開発を可能とします。
従来のフレームワークよりも、拡張性/仕様変更/単体テスト対応力に優れており、総合的な工数やコストの削減に効果的です。
Seasar2はスタンドアロン環境ではもちろん、「Apache Tomcat」のようなサーブレットコンテナなどのアプリケーションサーバ上で動作します。
DIコンテナ「S2Container」、AOP機能「S2AOP」、データベースアクセス機能「S2Dao」、Struts連携機能「S2Struts」、動的Webページ生成機能「S2JSF」など、関連するさまざまなソフトウェアやツールがあります。

開発およびサポート終了

2016年9月26日、Seasar2のサポートが終了となることが発表されています。

TOPに戻る

同様製品(概要情報)

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

「spring framework」、「Java EE」など。

TOPに戻る

ライセンス情報

LICENCESeasar2のライセンスは、「Apacheライセンス」です。このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。

TOPに戻る

ダウンロード

ダウンロードページ

TOPに戻る

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

Seasar2最新TOPICS

最新情報はありません。

Seasar2最新CLOSEUPコラム

イベント情報

セミナー講演資料

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

リアルタイム性の高いIoTの課題とは?スマートシティを支えるMQTT ~IoTメッセージングプラットフォームを活用し、セキュリティ確保や通信到達保障を簡単に実現~

ローコード/ノーコードのツール比較と内製化 ~ユーザー企業は、ノーコード/ローコードで内製化できるのか?~

SIer企業の「リスキリング」実現ロードマップを解説 〜開発現場で必要なスキルを実践しながら学べる学習プラットフォーム〜

  • オープソース書籍(サイド)
  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter