Catalyst(カタリスト)とは、暗号通貨トレーディングアルゴリズムライブラリです。
Enigmaは、Ethereumのセカンドレイヤープロジェクトであり、ENGというERC20ベースのトークンを発行している暗号通貨プロジェクトでもあります。
暗号化されたままデータを取引できるデータマーケットプロトコルを提供しており、スマートコントラクトの課題であったプライバシー問題のソリューションとして注目されています。
→Enigma(Making Decentralization Work)
Catalystは、Enigmaプロトコルを使用した最初のアプリケーションとして公式から提供されている暗号通貨取引用Pythonアルゴリズムライブラリです。
暗号通貨取引アルゴリズムを作成後、「過去データを使用した取引シミュレーション(バックテスト)」でアルゴリズムをテストすることで、独自のトレーディング戦略を構築できます。
テスト実施後に「実際に暗号通貨取引を実施」できます。
Catalystのライセンスは「Apache License 2.0」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →enigmampc/catalyst →LICENSE
Catalystを使用して、多様な取引アルゴリズムを実装できます。
・BTC Simple購入
・デュアル移動平均クロスオーバー
・ポートフォリオ最適化 など
→Catalyst →Docs →Example Algorithms
Catalystは、暗号通貨取引所によるライブ取引をサポートしています。
・Binance
・Bitfinex
・Bittrex
・Poloniex
開発が進むことで、さまざまな取引所で実際にトレーディングできるようになるとみられています。
Catalystは、取引アルゴリズムを実行できる3つの異なるモードをサポートしています。
バックテストモードでは「履歴データ」を使用してアルゴリズムを実行してテストできます。
※実際の取引は発生しません。
ペーパートレーディングモードでは、「リアルタイムデータ」を使ってシミュレーションを実行できます。リアルタイムで行われるバックテストとして利用できます。
※実際の取引は発生しません。
ライブトレーディングモードでは、作成したアルゴリズムを用いて実際に取引を行います。
Catalystは、「matplotlib」「scipy」「statsmodels」「sklearn」などの統計および機械学習ライブラリと連携できます。
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
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