「Dojo Toolkit」基本情報
■概要
Dojo Toolkit(ドージョーツールキット)とは、JavaScriptツールキットです。Webアプリケーションを構築するために必要な機能を提供します。
■基本説明
Dojo Toolkitは、クロスブラウザに対応した「JavaScript/Ajaxアプリケーション」を迅速に開発するために設計されています。
「UIコンポーネント」「言語ユーティリティ」などのさまざまな機能を提供します。
■経緯
・2004年 開発スタート
Dojo Toolkitの企業採用を促進するために設立された非営利組織「Dojo Foundation」が中心となり開発されています。
主な特徴
■ポイント
Dojo Toolkitの主なポイントは以下の通りです。
・PC/モバイルに対応
・ブラウザに依存しない
・使用するモジュールのみ動的ロード
・非同期ローダは軽量高速
・UIライブラリが充実
・APIが充実 など
■Dojoウィジェット
概要
Dojo Toolkitは、「Dojoウィジェット」として、デフォルトでさまざまなUIパーツを提供しています。
Dojoウィジェットはコンポーネントとして「JavaScript」+「HTML」+「CSS」を包括しています。
主なウィジェット
・メニュー/タブ/ツールチップ/ダイアログ
・テーブル---ソート可能
・動的グラフ
・アニメーション効果---フェードイン/フェードアウト/ワイプ/スライド
・フォーム部品---入力妥当性検査
・カレンダー---日付入力/時刻入力
・高機能なデータグリッドモジュール など
キーボード操作対応
Dojoウィジェットはアクセシビリティに配慮されており、ほとんどのウィジェットがキーボードのみでも操作可能になっています。
国際化対応
Dojoウィジェットは、国際化対応機能が組み込まれており、ブラウザの言語設定によってUIパーツが自動的にローカライズされます。
■テーマ
Dojoウィジェットの見た目となるテーマは切り替えできます。
■非同期通信
Dojo Toolkitの非同期通信機能により、「ページリロードなしでの情報のやり取り」や「ページの見た目を変更」などが行えます。
■パッケージシステム
Dojo Toolkitは、モジュール開発/利用を容易にするためのパッケージシステムを提供しており、主要機能はいくつかのパッケージに分かれています。
・コア「dojo」
・ユーザーインターフェースコンポーネント「dijit」
・モジュール群「dojox」
・ユーティリティ群「util」 など
■カスタムビルド機能
Dojo Toolkitは、ビルド時に、最小限のパッケージを含むカスタマイズされたビルドを生成します。
「ファイルサイズ肥大化を回避」「同期通信減少」などのメリットがあります。
補足情報
■同様製品
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
■オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
ライセンス情報
Dojo Toolkitのライセンスは「デュアルライセンス(BSD License+Academic Free License)」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→Dojo Toolkit →Dojo Toolkit License
ダウンロード
→Dojo Toolkit →Get the Dojo Toolkit
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。