「Azure API Management」基本情報
概要
Azure API Managementとは、API用マネージドサービスです。APIゲートウェイを作成し、外部/内部に対して安全かつ大規模に発行できます。
基本データ
プラットフォーム | Azure |
クラウドサービス名 | Azure API Management |
読み方 | アジュール エーピーアイ マネジメント |
略称 | --- |
基本説明
Azure API Managementは、既存のバックエンドサービスに対して一貫性のあるAPIゲートウェイを迅速に作成できるサービスです。
「ビジネスインサイト」「分析」「セキュリティ」「保護」を通じてAPIプログラムの価値を高めます。
マネージドサービスとして提供されているため、インフラ部分の管理を行う必要はありません。
主な特徴
APIゲートウェイ
APIゲートウェイは、API呼び出しを受け、各種資格情報の検証後、実行されているバックエンドサービスにセキュアに接続します。
ドメインの背後にあるすべてのAPIを公開できます。
APIをホストするサービスは、Azureサービスだけではなく、他社製サービスにも対応します。
発行者ポータル
「発行者ポータル」とは、APIプログラムをセットアップする管理インターフェイスです。
次の操作を行えます。
- APIスキーマ定義(インポート)
- APIを製品にパッケージ
- APIポリシー設定(クォータ、変換)
- 状況把握(APIパフォーマンス、エラー率、導入期間)
- ユーザー管理 など
開発者ポータル
「開発者ポータル」は、開発者用のメインポータルとして機能します。対話型コンソールを利用します。
次のようなことを行えます。
- API使用法の習得(APIカタログ、ドキュメント、コードサンプル参照)
- APIキー管理
- API操作確認(テスト)
- API呼び出し(コードを記述することなくAPI呼び出しを実行)
- 成果物をサブスクライブ
- 自分自身の使用に関するレポート参照
- 管理自動化と統合(REST API、PowerShell、Git)
- 開発者ポータル自体のルックアンドフィールのカスタマイズ
ポリシー
発行者がAPIの動作ポリシーについて定義できます。
APIの要求/応答に対して順番に実行される一連のステートメントが集まってポリシーが形成されます。
API保護/制御
APIに対して柔軟な制御を行えます。
- フィルタリング(キー、JSON Webトークン、IPアドレス)
- クォータ制限
- レート制限
- ポリシー適用(APIの形式と動作を変更)
- リクエストと応答の簡素化/最適化
- URLマッピング
- クエリパラメーター
- パスパラメーター
- 応答用キャッシュ制御 など
拡張性
Azure API Managementは、サービスを中断せずに、1つまたは複数の地理的リージョンに対して、オンデマンドでスケールアップおよびスケールダウンできます。
「ユニット」と呼ばれるキャパシティ単位で処理能力を追加できます。
最大で「秒あたり5000要求」の処理が行えるとしています。
可用性
99.9%以上のSLAを提供しています。
同様サービス
同様なサービスとして、次のようなものがあります。
AWS「Amazon API Gateway」、Google Cloud Platform「Google Cloud Endpoints」など
オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
→Azure →API Management
料金情報
→Azure →API Management の価格
参考元サイト
Azure →API Management
Azure →API Management →API Management のドキュメント
Azure →API Management →API Management とは
Azure →API Management →Azure API Management での最初の API の管理
Qiita →Azure API Management【APi Gateway】
クラウドの比較ならクラウド図鑑 →Azure API Management
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