Selenide(セレニド/セレナイド)とは、「Selenium WebDriver」を利用したテスト自動化フレームワークです。
Selenideは、読みやすく保守しやすい自動テストをJavaで記述できるフレームワークです。
「シンプルAPI」「Ajaxサポート」「強力なセレクター」「簡単な設定」などの特徴があります。
Selenideのライセンスは「MIT License」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →selenide/selenide →LICENSE
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「Selenium」など。
Seleniumは、Webアプリケーションのテスト自動化を実現するブラウザ駆動型テストツール群です。ブラウザ操作からテストスクリプトを作成でき、Webベース管理タスクの自動化も行えます。
→OSSxCloudNews →オープンソースの自動テストツール/Seleniumとは
Selenideは「Selenium WebDriver 2.0および3.0」をベースにしており、それと互換性があります。
基本的に「Selenium WebDriver」はブラウザ操作用ツールであるため、UIテストにおいて、「動的コンテンツ」「JavaScript」「Ajax」「タイムアウト」などの不安定性があります。
そこで、Selenideは、これらの問題を解決するために、「Selenium WebDriverの上に構築された自動テストツール」として開発されました。
Selenideにおいて「Selenium WebDriver」を直接操作する必要はありません。
Selenideは「Selenium Grid」もサポートしています。
Selenideを利用すると、アプリケーションテスト時に以下のような点について考慮することなく、ビジネスロジックテストに集中できます。
・ブラウザシャットダウン
・タイムアウト
・StaleElement例外処理
・関連するログ行検索 など
Selenideは、UIテストでSelenium WebDriverを使用するための簡潔なAPIを提供します。
→GitHub →selenide/selenide →Selenide vs Selenium
Selenideは、Webドライバをバインドしているブラウザであればテストを実行できます。
・Chrome
・Firefox
・Safari
・Internet Explorer など
Selenideは、「Ant」「Maven」「Gradle」などのツールを利用して、ビルドスクリプトを実行できます。
→GitHub →selenide/selenide →Build script
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
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