【OSS】Facebook、モバイルアプリ用画像処理ライブラリ「Spectrum(v1.0.0)」をオープンソース公開

【OSS】Facebook、モバイルアプリ用画像処理ライブラリ「Spectrum(v1.0.0)」をオープンソース公開

OSS×クラウド最新TOPICS 2019年1月21日 13:43

【OSS】Facebook、モバイルアプリ用画像処理ライブラリ「Spectrum(v1.0.0)」をオープンソース公開

Facebookのソフトウェアチームは、モバイルアプリケーション用画像処理ライブラリ「Spectrum(v1.0.0)」をGitHubでオープンソース公開した。

Spectrumとは

Spectrumは、AndroidおよびiOSアプリ用のクライアントサイド画像トランスコーディングライブラリ。画像ファイルサイズを縮小することにより、データ消費量を削減し、アップロードの信頼性を向上させる。

FacebookはSpectrumを使用することで、自社のアプリケーション全体に渡って信頼性と画像アップロードの品質を向上させたと述べている。

https://libspectrum.io/

画像ファイルサイズ縮小機能

Spectrumは、トランスコード(データファイル形式変更)によって画像ファイルサイズを縮小する。ファイルサイズ縮小化は「データ消費量削減」と「アップロード高速化」のメリットをもたらす。

Mozillaが2014年に立ち上げたJPEGエンコーダ「MozJpeg」は、アップロードに備えてファイルサイズを10〜15パーセント減らすことができる。SpectrumとMozJpegを統合することで、画像ファイルサイズは縮小されるものの、画像クオリティは元の品質とほぼ同等の品質になる。

Spectrumは、さらに、JPEG画像のリサイズ時にトリミングおよび回転する場合には「ロスレスアプローチとピクセルパーフェクトリサイズの間の相互作用最適化」を目指している。

宣言型API

Spectrumの宣言型APIを使用すると、開発者は「個々の手順」ではなく「目的の出力プロパティ」に集中できるとしている。

以上、下記URLからの要約
https://opensourceforu.com/2019/01/facebook-releases-spectrum-on-github-to-make-uploading-photos-more-efficient/

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

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