【OSS】CompilerTree Technologies、LLVM Fortranコンパイラ「FC」をオープンソース公開---MLIR中間表現による最適化

LLVM Fortranコンパイラ「FC」とは

「FC」はFortranの新しいフロントエンドでLLVM/Clangの設計精神で書かれている。

フロントエンドは、セマンティック分析なしの完全なエンドツーエンドのソリューションで、約40000行以上のコード作業がFortran 95標準に近づけられている。

→GitHub　→compiler-tree-technologies / fc

主な特徴

高レベル抽象化---MLIRフレームワーク

MLIR(Multi-Level Intermediate Representation for Compiler Infrastructure)は、ソース認識コンパイラ最適化をサポートするための高レベルの抽象化として設計されているもので、主にTensorFlow用に設計されている。

「FC」では、Fortran言語での高度な最適化のために、MLIRフレームワークを使用している。

OpenMPサポート

OpenMP(Open MultiProcessing)とは、並列計算機環境において「共有メモリ」および「マルチスレッド」型の並列アプリケーションソフトウェア開発をサポートするための標準化API。

「FC」はOpenMPをサポートする機能を実証している。

以上、下記URLからの要約
https://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=FC-LLVM-MLIR-Opened-Up