【OSS】Microsoft、ストリーミングデータ用シングルノードクエリプロセッサ「Trill」をオープンソース化

【OSS】Microsoft、ストリーミングデータ用シングルノードクエリプロセッサ「Trill」をオープンソース化

OSS×クラウド最新TOPICS 2018年12月19日 13:40

【OSS】Microsoft、ストリーミングデータ用シングルノードクエリプロセッサ「Trill」をオープンソース化

Microsoft社は、ストリーミングデータ用シングルノードクエリプロセッサ「Trill」をオープンソース化した。

「Trill」とは

Trillは「ストリーミングエンジン」「軽量メモリ内リレーショナルエンジン」「プログレッシブクエリプロセッサ」として使用できる。

Microsoftは、Azure Data製品などのミッションクリティカルなストリーミングイニシアチブにおいて内部的にTrillを使用していた。

https://github.com/Microsoft/Trill

組み込み型ストリーミングエンジン

Trillは、ユーザーが許容するレイテンシに基づいて、小さなバッチのデータでイベントを処理するアルゴリズムを組み込めるストリーミングエンジン。

ユーザーは、「分散処理インフラストラクチャ」や「MicrosoftのSCOPEデータ処理インフラストラクチャのストリーミングバージョン」などにTrillを組み込むことができる。

抽象化機能

MicrosoftはTrullをオープンソース化することにより、『IEnumerableとIObservableが利用できるのと同じ方法で、すべてのユーザーにIStreamable抽象化の機能を提供したい』としている。

時間的問合せ言語を使用すると、リアルタイムまたはオフラインのデータセットで複雑な照会を表現できる。

高速処理

Trillは、リアルタイムおよびオフラインのデータセットに対して同等に機能する。また、バッチを列形式で整理するため、効率的にクエリを実行できる。

Trillの意図された使用シナリオにおいて、ユーザーは驚異的なスピードと短い待ち時間をもたらす高いパフォーマンスを利用できる。

以上、下記URLからの要約
https://opensourceforu.com/2018/12/microsoft-open-sources-trill-engine-for-high-geared-analytics/

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

関連オープンソース

  • オープソース書籍(サイド)
  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter