【OSS】NoSQLドキュメント指向分散データベース「RethinkDB」解説---リアルタイムWebアプリケーションに対応可能

【OSS】NoSQLドキュメント指向分散データベース「RethinkDB」解説---リアルタイムWebアプリケーションに対応可能

OSS×クラウド最新TOPICS 2018年8月29日 11:03

【OSS】NoSQLドキュメント指向分散データベース「RethinkDB」解説---リアルタイムWebアプリケーションに対応可能

NoSQLドキュメント指向分散データベース「RethinkDB」について解説。

「RethinkDB」とは

RethinkDBは、オープンソースの分散およびドキュメント指向データベース。

従来のデータベースよりも高速にリアルタイム動作が可能で、シャーディングとレプリケーションを使用して、JSONドキュメントを操作可能なフォーマットで保存するように設計されている。

「RethinkDB」のコンポーネント構成

RethinkDBは「クラスタ」「クエリ実行エンジン」「ファイルシステムストレージ」「プッシュ変更」「RethinkDBクライアントドライバ」などのさまざまなコンポーネントで構成されている。

カスタムビルドストレージエンジン

RethinkDBは、主にOracleの「Binary Tree File System(BTFRS)」をベースにしたカスタムビルドストレージエンジンを使用している。

このエンジンにより「CPUオーバーヘッド削減」「SSD最適化」「停電回復」「MVCCサポート」「マルチコア動作」「データ一貫性」などの効果を得られる。

リアルタイムWebアプリケーションに対応可能

RethinkDBは、サーバに対するJSONデータのリアルタイムプッシュ機能を提供するなど、リアルタイムWebアプリケーション開発向けの機能を備えている。

独自関数ベースクエリ言語「ReQL」を実装し、スキーマレスJSONデータコレクションにアクセスできる。

RethinkDB内のドキュメントは、MongoDBと同様に、「階層型」「動的型指定」「スキーマレスオブジェクト」という特徴がある。

RethinkDBは、ユーザーがリクエストを行うとほぼ瞬時に応答できるアプリケーションを開発でき、高速かつ柔軟なJSONベースのデータベース管理システムとして利用できる。

以上、下記URLからの要約
https://opensourceforu.com/2018/08/rethinkdb-a-nosql-database-for-real-time-applications-2/

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

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