【AWS発表】Amazon RDS for MySQLがクロスリージョン・リードレプリカを作成可能に

【AWS発表】Amazon RDS for MySQLがクロスリージョン・リードレプリカを作成可能に

OSS×クラウド最新TOPICS 2013年12月11日 01:48

【AWS発表】Amazon RDS for MySQLがクロスリージョン・リードレプリカを作成可能に

RDS Database Eventsを使って、各リードレプリカのステータスを追跡することもできます。
リージョン間を転送する全てのデータは公開鍵暗号を使って暗号化されます。データベースインスタンス、関連づけられたストレージ、および、リージョン間のデータ転送に対して通常のAWSの利用料金がかかります。
フィールドからの報告 私はお客様がこの機能を楽しみにしていたことを知っています。ここでは、すでにいただいているお客様からのフィードバックをご紹介いたします。:
Isaac Wong氏はMedidataのプラットフォームアーキテクチャのVPです。彼は次のように言っています。:
Mediadataはより速く、より安く、より安全に、よりスマートに、臨床試験を設計し、実行するために、ライフサイエンス企業のためのクラウドプラットフォームを提供しています。私達は、ミッションクリティカルな臨床開発データを格納するためにAmazon RDSを使用しており、クロスリージョン・スナップショット機能を使用して、アジアと米国間で多くのデータ移行シナリオをテストしてきました。その結果、クロスリージョン・スナップショットは非常に簡単に、コスト効率よく利用することができ、事業継続への取り組みの重要なステップであることがわかりました。 当社の臨床プラットフォームは、グローバルです。新しいクロスリージョン・リードレプリカ機能により、世界中からトライアルに参加する医者や看護婦の近くにデータを移動できるので、読み込みの遅延を小さくできるのは、非常にすばらしいです。 これにより、医療専門家はテクノロジーではなく、患者に集中することができます。最も重要なことは、クロスリージョン・リードレプリカ機能を使うことにより、我々のプラットフォーム内の生活の重要なサービスに対して、リージョンの障害による影響を浮けないことを保証することができるということです。AWSのシンプルなAPIを使うことで、我々は非常に簡単にMedidataのデプロイ、監視システムを設定・管理することができます。
Joel Callaway氏は、Zoopla Property Group LtdのITオペレーションマネージャーです。彼は次のように語っています。:
Amazon RDSのクロスリージョン機能により、AWS Management Consoleの自動化された手順で、ディザスタリカバリのために、リージョン間でデータをコピーし、最新の状態に保っておくことができるようになりました。 私達の財産と住宅価格に関するウェブサイトは月間2000万人以上の方が利用しており、これらの訪問者のビジネスに不可欠なデータを格納するために、Amazon RDSを使用しています。 クロスリージョン・スナップショット機能を使って、私達はすでに、数百GBのデータをメインの米国東部リージョンから米国西部リージョンに毎週転送しています。 この機能が登場する前は、この作業を手動で行っており、数日かかってしまっていました。 私達はクロスリージョン・リードレプリカ機能を楽しみにしています。AWS内の複数のリージョンをまたいで、簡単に、アプリケーション・スタックと一緒にデータを複製できるようになるでしょうから。
さぁ複製しよう! この機能は本日より利用可能で今すぐに使いはじめることができます!
今回発表したクロスリージョン・リードレプリカ機能以外にも、AWSはクロスリージョン機能を次々にリリースしています。ご興味があるかたは、 EC2 AMIのリージョン間コピー、 RDSスナップショットのリージョン間コピー、 DynamoDBのデータのリージョン間コピー、 Redshiftのスナップショットのリージョン間コピー もあわせてご覧ください。
-- Jeff

この記事はAWSシニアエバンジェリスト Jeff BarrのAmazon Web Services Blogの記事、 Cross-Region Read Replicas for Amazon RDS for MySQLを 堀内康弘 (Facebook, Twitter)が翻訳したものです。

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