FreeSWITCH(フリースイッチ)とは、オープンソーステレフォニープラットフォームです。バックツーバックのユーザーエージェントとして実装されたソフトウェア定義のテレコムスタックであり、あらゆるコモディティハードウェアで実行される多用途ソフトウェア実装によるデジタルトランスフォーメーションを可能にします。
FreeSWITCHは、すべての一般的な「VoIPプロトコル」と「PRIインターフェース」をサポートし、VoIP(IPネットワーク)およびPSTN(固定電話)からの「音声」「ビデオ」「テキスト通信」を処理できます。
FreeSWITCHを利用すると「Raspberry PI」から「マルチコアサーバ」まで、あらゆるデバイスの通信可能性を拡張できます。「拡張性」「柔軟性」「安定性」「スケーラビリティ」を目的としたモジュラーアーキテクチャにより大きな拡張性を有しています。
中核となるFreeSWITCHは、任意のデバイスのアプリケーションに埋め込むことができるライブラリです。より一般的には、サーババックグラウンドプロセスとして実行するように構築されています。
FreeSWITCHは、以下のようにさまざまなタスクを実行できます。
・PBX(オフィス電話システム)
・VoIP電話
・ソフトフォン
・クラス5ソフトスイッチ(電話キャリア)
・トランジットスイッチ
・TTS(テキスト読み上げ)変換
・アプリケーションサーバ---ボイスメール、ビデオ会議ホスト など
→github.com →signalwire/freeswitch
FreeSWITCHは、SignalWireが中心となり開発が進められています。
FreeSWITCHのライセンスは「MOZILLA PUBLIC LICENSE Version 1.1」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→github.com →signalwire/freeswitch →LICENSE
FreeSWITCHを使用している企業は世界中に5000以上あり、1日あたり3億人以上のエンドユーザーが利用しています。
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「Asterisk」など。
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