「Android Studio」の主な特徴として、「IntelliJ IDEA」ベース、「ビルドシステム」、「テストフレームワーク」、「バージョン管理システム連携」、「クラウド統合」について紹介します。

「Android Studio」の主な特徴

「Android Studio」の主な特徴として、「IntelliJ IDEA」ベース、「ビルドシステム」、「テストフレームワーク」、「バージョン管理システム連携」、「クラウド統合」について紹介します。

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「Android Studio」の主な特徴

■「IntelliJ IDEA」ベース

Android Studioは、統合開発環境「IntelliJ IDEA」をベースとしてAndroidアプリ開発用に最適化したものです。

IntelliJの強力なコードエディタと開発ツール類に加えて、Androidアプリ作成の生産性を高めるためのさまざまな機能が追加されています。

→OSSxCloudNews →オープンソースのIntelliJ IDEAとは

■ビルドシステム

迅速ビルド

Android Studioでは、デプロイするためのプロジェクト設定を数クリックで完了でき、デプロイターゲット(実機orエミュレータ)を選択すると、そのターゲットにアプリがデプロイされます。

ビルドツールキット「Gradle」

Android Studioではビルド自動化システム「Gradle」を利用してアプリをビルドします。

Gradleとは、オープンソースのビルド自動化システムです。Apache AntやApache Mavenのコンセプトに基づいています。プロジェクト設定の宣言にはGroovyベースのドメイン固有言語を利用します。

Android Studioはビルドツールキット「Gradle」を使用して、ビルドプロセスを自動化して管理すると同時に、柔軟なカスタムビルド設定を定義できます。各ビルド設定では、独自のコードとリソースのセットを定義できるほか、共通部分の再利用が可能です。

「Android Plugin for Gradle」はビルドツールキットと連携して、Androidアプリのビルドとテストに固有のプロセスと構成可能な設定を提供します。

フレキシブルビルドシステム

Androidビルドシステムはアプリリソースとソースコードをコンパイルして、テスト/展開/署名/配布が可能なAPKにパッケージ化します。ビルドをカスタマイズすることで、単一のプロジェクトからさまざまなデバイス向けの複数ビルドバリアントを生成できます。

「Instant Run」機能

「Instant Run」機能を利用すると、新たにAPKをビルドすることなく、メソッドや既存のアプリリソースの変更内容を実行中のアプリに反映できるため、コード変更による効果をすぐに確認できます。

■テストフレームワーク

Android Studioには、Androidアプリをテストするためのフレームワークが用意されています。Android Studioはテストをシンプルにできるように設計されており、継続的インテグレーション環境にも対応しているため、バグを最小限に抑えながら開発をすすめることが可能です。

Androidアプリをテストするためのさまざまなツールがあらかじめ用意されているため、テストコードを短時間で実行できます。各種テストフレームワークを統合することにより、テスト機能を拡張することもできます。

利用できるテスト機能

・Android API呼び出しテスト「Mockito」
・ユニットテスト自動化フレームワーク「JUnit4」
・UI機能テスト「UI Automator」
・インストルメント化テスト「Espresso」 など

■バージョン管理システム連携

GitHubやSubversionなどのバージョン管理システムと統合されています。

■クラウド統合

「Google Cloud Platform」向けのビルトインツール「Cloud Tools for Android Studio」が用意されています。

「Google Cloud Endpoint」「Firebase Cloud Messaging」などのサービスを利用して、Androidアプリ用バックエンドを作成してデプロイできます。

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