Zabbix(ザビックス)。サーバー、ネットワーク、アプリケーションを監視するためのソフトウェア

オープンソースの運用管理・運用自動化/Zabbixとは

Zabbix(ザビックス)。サーバー、ネットワーク、アプリケーションを監視するためのソフトウェア

Zabbixの概要

Zabbix(ザビックス)とは、サーバ、ネットワーク、アプリケーション、ネットワーク機器などの障害およびパフォーマンスを集中監視するためのオープンソースの統合監視ソフトウェアです。

Zabbix(ザビックス)はオープンソースでありながら統合監視に必要な監視機能、障害検知機能、通知機能などを豊富に備えており、セットアップが簡単であること、Webベースの使いやすい管理インタフェースで設定プロセスが容易であること、大規模な監視への対応、可視化機能、SNMPへの対応などが特徴です。

Zabbix(ザビックス)は、ラトビアのアレクセイ・ウラジシェフ氏によって1998年に開発され、2004年に最初の安定版バージョン1.0がリリースされました。
現在も、ウラジシェフ氏が設立したZabbix SIA社が中心となって開発や機能改善が進められており、システム全体をZabbixひとつで監視することが可能な本格的かつプロフェッショナルな統合監視ソフトウェアとして、近年、日本での注目度や人気が高まってきています。

また、Zabbixは高機能な統合監視ソフトウェアでありながら、エンタープライズバージョンは存在せず、Zabbixの全機能を無料で利用することが可能です。(サポートは有償)

Zabbix(ザビックス)の現在の最新バージョン(GA)はZabbix 1.8.19、2.0.10、 2.2.1 です。(2013年12月現在)

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Zabbixのライセンス

Zabbix(ザビックス)は、オープンソースの統合監視ソフトウェア製品であり、無償の「GPLライセンス(GNU General Public License)」を採用しています。

ソフトウェアのコピーや配布、ソースコードの公開を原則として、ソースコードの自由な改変も認められていますが、使用にあたってはGPLのライセンス使用条件に従う必要があります。
特に商用製品として使用する場合などは使用条件を詳細に確認する必要があります。

※ "Zabbix is a registered trademark of Zabbix SIA"

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Zabbixの動作環境

前提となる動作環境は、以下のとおりです。(バージョン2.2の場合)

ハードウェア ・物理メモリ:128MB
・空きディスク容量:256MB
※必要なディスク・メモリーの量は、監視されているホストとパラメータの数に依存するため、長期利用の場合はGBレベルの空きが必要
・シリアル通信ポート、シリアルのGSMモデム ※SMS通知サポートを使用するために必要
OS(サーバ/エージェント) ・Linux
・IBM AIX
・FreeBSD
・NetBSD
・OpenBSD
・HP-UX
・Mac OS X
・Solaris
・Windows: 2000, Server 2003, XP, Vista, Server 2008, 7, 8, Server 2012 (※Windowsは、Zabbixエージェントのみ)
ソフトウェア(DB) ・MySQL:5.0.3 以降(※Zabbixのバックエンドデータベースとして使用されている場合。InnoDBエンジンが必要)
・Oracle:10g以降(※Zabbixのバックエンドデータベースとして使用される場合)
・PostgreSQL:8.1以降(※Zabbixのバックエンドデータベースとして使用される場合。PostgreSQL 8.3以降を推奨)
・SQLite:3.3.5(※Zabbixのバックエンドデータベースとして使用される場合)
・IBM DB2:9.7(※Zabbixのバックエンドデータベースとして使用される場合)
ソフトウェア(その他) ・Apache HTTP Server:1.3.12以降
・PHP:5.3.0以降
クライアントWebブラウザ ・Google Chrome(※最新版)
・Mozilla Firefox(※最新版)
・Microsoft Internet Explorer(※最新版)
・Opera(※最新版)
※その他ブラウザ(Apple Safari, Konquerorなど)も動作可能性あり

※バージョンによって異なります。

Zabbixの構成

  • Zabbix Server(サーバ)
    ・監視および監視データの収集、設定などの管理を行う
  • Zabbix Agent(エージェント)
    ・監視対象サーバにインストールし、動作するソフトウェア
    ・監視対象サーバのリソース情報やアプリケーション稼働情報などを収集し、Zabbixサーバへ送信
  • Webフロントエンド
    ・PHPで実装されたWebアプリケーション
    ・Zabbixサーバが収集したデータの可視化表示や各種設定を行う

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Zabbixの主な特徴

主な特徴は以下のとおりです。

操作性 特別なクライアントのインストールは不要で、Webブラウザさえあれば簡単な操作で監視ステータスの表示や設定を行うことができる
高機能 多数の監視機能をデフォルトの機能として提供するほか、システム状況をグラフィカルに表示させるカスタムグラフ、ダッシュボード、ネットワークマップなどの作成機能といった可視化機能も装備
高い拡張性 独自のカスタムスクリプトを利用して監視機能を容易に拡張可能
マルチプラットフォーム さまざまなサーバーOSおよびクライアント環境に対応
コスト効果 サーバやエージェントのライセンス費用がかからないため、商用製品に比べて大幅に導入コストを削減

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Zabbixの主な機能

  • 監視機能
    ・サーバのリソース、プロセス、ディスク、ファイル、ログ監視
    ・仮想環境監視(VMwareなど)
    ・データベース監視
    ・Webサーバ監視
    ・ネットワーク機器の監視(SNMP)
    ・ハードウェア監視(IPMIを利用)
    ・取得データの保存など
  • 障害検知機能
    ・障害検知の閾値設定
    ・障害検知/復旧の通知(Web管理画面・メールなど)
    ・受信した障害情報の確認応答
    ・障害情報のエスカレーション
    ・シェルコマンド実行(Zabbixサーバ/エージェント)など
  • データ可視化機能
    ・Webフロントエンド
    ・グローバルダッシュボード
    ・グラフ
    ・マップ
    ・ユーザー権限スキーマなど
  • テンプレート機能
    ・エンティティ(アイテム、トリガー、グラフ等)のセットにより大量のホストを効率的に管理
    ・構成のインポート/エクスポートなど
  • キャパシティプランニング機能
    ・ディスク使用量などの経過を分析や確認
    ・CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク帯域幅の浪費検出など

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Zabbixと同様の機能を提供する商品製品

商用ソフトウェア製品では、Tivoli、JP1、WebSAM、Senjuなどが、Zabbix(ザビックス)と同様の機能を提供しています。

同じオープンソース製品では、 Hinemos、Nagios、Hyperic HQ、Scalrなどが Zabbix(ザビックス)と同様の機能を提供しています。

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Zabbixの導入事例

Zabbixは、オープンソースの統合監視ソフトウェアとして、中小から大規模まで、さまざまな業種・システムで幅広く利用されています。

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※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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