Xen(ゼン)とは、仮想化ソフトウェアです。1つのホストサーバ上で複数OSを同時並行で動作させます。

オープンソースの仮想化ソフト/Xenとは

Xen(ゼン)とは、仮想化ソフトウェアです。1つのホストサーバ上で複数OSを同時並行で動作させます。

基本情報

概要

Xen(ゼン)とは、仮想化ソフトウェアです。1つのホストサーバ上で複数OSを同時並行で動作させます。

基本説明

Xenは、仮想マシンモニタ(VMM:Virtual Machine Monitor)にカテゴリされます。

ホストサーバのハードウェアリソースを一括管理し、複数のOS(Linux/Windowsなど)を仮想マシン(VM:Virtual Machine)として同時に実行させます。

「Xen」と「XenServer」の違い

「XenServer」は、Citrixが「Xen」をベースとして開発している仮想化ソフトウェアです。

「企業の本番システムとして必要な機能を追加」「各種コードテスト」「各種動作テスト」などが行われています。「XenServer」での開発は「Xen」コミュニティにフィードバックされています。

開発サイクルが早く更新が頻繁に行われる「Xen」に対して、「XenServer」は企業ユースケースに対応できるように信頼性/安定性を重視しています。

経緯

2003年、「Xen」のオリジナル「XenSource」が公開
2007年、Citrixが「XenSource」を買収、Xenプロジェクトに移動

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主な特徴

仮想マシンの利点

仮想化の利点として次のようなものがあります。
・可用性向上
・柔軟性向上
・運用コスト低下
・セキュリティ向上 (仮想マシン環境は互いに隔離)

サポートアーキテクチャ

Xenは、「IA-32」「x64」「IA-64」「ARM」アーキテクチャなどで利用できます。

Xenハイパーバイザ

「Xenハイパーバイザ」は、Xenの中核コンポーネントで、「ハードウェアアクセス」「ゲストOS切り替え」「ユーザのゲストOSへのアクセス」などの統合管理を行います。

ゲストOS

Xenの仮想コンピュータ上のOSを「ゲストOS」呼びます。「Xenハイパーバイザ」の管理下で動作します。

ドメイン

Xenでは、仮想マシン実行単位を「ドメイン」と呼びます。「Xenハイパーバイザ」は最も低い特権層「ドメイン0」で動作します。ゲストOSの実行領域を「ドメインU(user domains)」と呼びます。

ゲストOS動作モード(1)「準仮想化」モード

CPUの仮想化支援機能を使わずに動作できるモードです。ハードウェアエミュレーションのオーバーヘッドを軽減させることができ、高速に動作できます。

対象OSをXen仮想環境向けに移植する必要があります。多くのUNIX系OS(Linux/FreeBSDなど)がXen仮想マシンへ移植されています。

ゲストOS動作モード(2)「完全仮想化」モード

CPUの仮想化支援機能を使って動作するモードです。「カーネルを改変せずにそのまま利用できる」メリットがあります。しかし、ハードウェアエミュレーションのオーバーヘッドが大きいため、実行速度は準仮想化よりは劣ります。

特別な処理をせずにWindowsを動作させることができます。

ドライバモデル

Xen自体はデバイスドライバを持たず、ドメイン0上のOSが物理デバイスの制御を行います。そのため、そのOSが動作するハードウェアであればXenによる仮想マシン環境を利用できます。

「Xen」と「Hyper-V」の関係

Windowsが採用している仮想化基盤「Hyper-V」はXenをベースに開発されています。

主な違いはドメイン0の管理用OSが「XenではLinux」「Hyper-VではWindows」程度で、両者の仮想ディスクの相互運用も可能です。

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同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「KVM」など。

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導入事例

Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」はXenを用いて仮想化しています。

多くのLinuxディストリビューションが標準でXenを搭載しています。

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ライセンス情報

Xenのライセンスは「GNU General Public License v2」です。このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。

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ダウンロード

ダウンロードページ

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