「Xamarin」の主な特徴として、「ネイティブアプリ開発」「コード共通化」「Visual Studioでの開発」「C#でアプリを実装」「クロスプラットフォームAPI(Xamarin.Essentials)」について紹介します。

「Xamarin」の主な特徴

「Xamarin」の主な特徴として、「ネイティブアプリ開発」「コード共通化」「Visual Studioでの開発」「C#でアプリを実装」「クロスプラットフォームAPI(Xamarin.Essentials)」について紹介します。

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「Xamarin」の主な特徴

■ネイティブアプリ開発

ネイティブユーザーインターフェース

Xamarinを使用して構築されたアプリには、標準のネイティブユーザーインターフェースコントロールが含まれます。

開発されたアプリは、開発者やエンドユーザーが期待するように動作します。

ネイティブ機能アクセス

Xamarinを使用して構築されたアプリは、インストール対象となるプラットフォームやデバイスによって公開されるすべての機能にアクセスできます。

これには「ARKit」や「Androidマルチウィンドウモード」のようなプラットフォーム固有の機能も含まれます。

ネイティブパフォーマンス

Xamarinを使用して構築されたアプリは、プラットフォーム固有のハードウェア高速化を利用して、ネイティブパフォーマンス対応にコンパイルされます。

実行時にコードを解釈するソリューションでは実現できない高速動作が可能です。

■コード共通化

Xamarinの開発では、ロジック部分(データベースアクセス、通信処理など)のコードを共通化でき、各プラットフォームで1つのコードベースを共有できます。ただし、各プラットフォーム特有部分については、それぞれでのコーディングが必要です。

同一の「言語」「API」「データ構造」を使用できることで、すべてのモバイル開発プラットフォームで75%以上のアプリコードを共有できます。

■「Visual Studio」での開発

Xamarinの開発は、Windows用統合開発環境「Visual Studio」、Mac用統合開発環境「Visual Studio for Mac」で行います。

どちらも、「UIデザイナー」「効率的なコード編集機能」「高度なデバッグ機能」「デプロイツール」などを備えており、「Visual Studioエコシステム」や「.NETライブラリ」を利用して効率的な開発を行えます。

→Microsoft →Visual Studio →Visual Studio IDE

→Microsoft →Visual Studio →Visual Studio for Mac

■C#でアプリを実装

Xamarinでは、プログラミング言語「C#」で開発します。

C#が有する「同期/非同期機能」「LINQ」「ラムダ式」「効率的なメモリ管理」などの高度な機能を使用してスマートな開発を行えます。

→OSSxCloudNews →オープンソースの言語/C#とは

■クロスプラットフォームAPI「Xamarin.Essentials」

Xamarin.Essentials は、モバイルアプリケーション開発者向けのクロスプラットフォームAPIを提供します。

各プラットフォームやデバイスの固有機能に対するアクセスも可能です。

→Microsoft →Docs →Xamarin →Xamarin.Forms →Xamarin.Essentials

主なAPI

・3次元空間におけるデバイスの加速度データ(ジャイロスコープデータ)
・大気圧変化の監視
・デバイスのバッテリー情報に関するメソッドとプロパティ
・デバイスの位置情報取得
・デバイスの電話ダイヤラから電話をかける
・デバイスからSMSメッセージを送信
・デバイスのバイブ機能制御 など

APIドキュメント

→Microsoft →Docs →.NET →.NET API ブラウザー →Xamarin.Essentials

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