WinSCPは「テキスト転送モード」と「バイナリ転送モード」を選択してファイル転送を行えます。
WinSCPは、デフォルトではファイルを「フォアグラウンド転送」します。この方法では、サーバへの接続は常に1つしか使用できずに、転送処理中のWinSCPを他のタスクに使用することはできません。
「バックグラウンド転送」を有効化すると、バックグラウンドで転送を実行するようになり、ファイル転送処理を追加すると転送キューの最後に追加されます。
・SFTP/FTPプロトコルの場合:ファイル転送の再開を行えます。
・SCP/WebDAVプロトコルの場合:再開はサポートされていません。
・S3プロトコルの場合:失われたセッションを再接続することで再開できます。
サマータイムに対応したタイムスタンプの修正同期を行えます。
WinSCPはリモートエディタとして機能できます。
ローカルPCでリモートディレクトリのファイルを開くと、そのファイルはローカルPCに転送され、ファイル拡張子に基づくエディタで編集できます。
ファイルを編集して保存するたびに、リモートディレクトリのファイルが自動的に更新されます。
WinSCPはディレクトリコンテンツのキャッシュをサポートしています。キャッシングはセッションごとに構成されます。
リモートディレクトリのファイルリストが保存されます。キャッシュはデフォルトで有効になっています。
「特定ディレクトリ」「正規パスの存在」など、ディレクトリ変更に利用する情報が格納されます。キャッシュはデフォルトで有効になっています。
両方のキャッシュが有効になっている場合、アクセスしたことがあるリモートディレクトリを開くと、リモートサーバとのデータ交換せずにキャッシュ情報が表示されます。
WinSCPは、「ファイル転送」「ファイル同期」「その他の操作」などの多くの操作を自動化するために使用できるスクリプトインターフェースを提供します。
→WinSCP →Documentation →Automate file transfers (or synchronization) to FTP server or SFTP server
処理自動化用のコマンドが実装されています。
・mkdir---ディレクトリ作成
・put---ファイルアップロード
・get---ファイルダウンロード
・mv---ファイル移動/リネーム など
→WinSCP →Documentation →Scripting and Task Automation →Commands
WinSCP .NETアセンブリ「winscpnet.dll」は、WinSCPのスクリプトインターフェースを包む.NETラッパーです。主要プログラミング言語で、リモートマシンに接続しリモートファイルを操作する処理を記述できます。
スクリプトインターフェースのみでは記述しにくい「条件付き処理」「ループ処理」「各種制御構造」などが必要な高度な自動化タスクを記述できます。
サポートする主な言語
・JScript
・VBScript
・VBA(Visual Basic for Applications)
・C#
・Perl
・Python など
→WinSCP →Documentation →WinSCP .NET Assembly and COM Library
WinSCPは、「ワークスペース」として作業領域全体を保存して復元できます。
ワークスペースは接続しているサーバとのセットとして構成されるため、対象サーバを開くと、対象サーバ用のワークスペースが復元されます。
WinSCPでは、XML形式でのログ出力を行えます。
ログには、セッション上でWinSCPによって実行された操作が記述されます。
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
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