Ubuntuには、サーバ向けエディション「Ubuntu Server Edition」が存在します。
「迅速に高機能サーバを構築管理したいユーザー」をターゲットユーザーとしており、「サーバ管理コスト削減」を目的に設計されています。
「Ubuntu Server Edition」は、共用設定をサポートし、Linuxサーバの配置プロセスを単純化します。これにより、メール/Web/DNS/ファイル共有/データベースなどの一般的なインターネットサービスをまとめたプラットフォームを、早く簡単に新しいサーバにセットアップできます。
・高い信頼性(堅牢サーバとして定評のあるDebianベース)
・一般的なインストーラー形式
・インストールから設定まで全てCUI
・セキュアサーバ構築のために必要不可欠なソフトウェアのみセットアップ
・余分なパッケージはインストールされない
・定期的アップグレード
「Ubuntu Server Edition」ではセットアップ時に、LAMP(Linux/Apache/MySQL/PHP)のインストールを行えます。
インストールは15分程度で終了し、OS起動後に、LAMP(Linux/Apache/MySQL/PHP)の各サービスが起動します。
LMAPオプションにより、LAMPの各コンポーネントを別々にインストールして設定する必要がなくなります。「十分なセキュリティ」「インストール時間の削減」「設定ミスリスクの軽減」を実現でき、その結果コストの削減につながります。
「Ubuntu Server Edition」にはLTSP(Linux Terminal Server Project)を利用したシンクライアントサポートが含まれています。
1つのシステムからすべてのクライアントを管理できます。「新しいソフトウェアのインストール/アップグレード」「それらの設定変更」「セキュリティパッチ適用」「データの一括バックアップ」などを行えるため、クライアント管理のためのコストを大幅に削減できます。
「Ubuntu Server Edition」は、「x86アーキテクチャ」「ARMアーキテクチャ」「Powerアーキテクチャ」をサポートしており、多くのハードウェアに対応できます。
「Ubuntu Server Edition」は、各種仮想化機能に対応しています。
・LXD
・KVM
・Xen
・VMware
・Vagrant
・VirtualBox
・Docker など
参考元サイト
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