Redmine(レッドマイン)とは、オープンソース「プロジェクト管理」ソフトウェアです。Webベースで、プロジェクトのタスク管理/進捗管理/情報共有が行えます。バージョン管理システム(GitやSubversionなど)との連携ができるため、ソフトウェア開発/Webサイト制作などのITプロジェクトで特に威力を発揮します。
Redmineは「Ruby on Rails」で開発されています。
プロジェクトのタスクをチケットとして登録すると、チケット管理をメインとして、進捗管理/問題管理などができます。
課題管理システム(ITS:Issue Tracking System)で運用する開発プロセスは、チケット駆動開発(TiDD:Ticket Driven Development)と呼ばれ、注目されています。
Ruby本体の開発プロジェクト管理に利用されているなど、中小規模からエンタープライズ規模まで、さまざまな領域で幅広く利用されています。
Redmineのライセンスは「GNU General Public License v2」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→Redmine →wiki
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「OpenProj」「GanttProject」など。
プロジェクトに関する各種タスク(作業内容)/スケジュールを確認できます。「ガントチャート」で、工程表のように確認できます。
チケットに設定した作業開始日/期限日/進捗率から、自動的に、「ガントチャート」および「カレンダー」が作成されます。
「チケット」と呼ばれるタスクの一覧がスケジュールと共に表示され、全体を確認できます。進捗状況を把握するための管理資料作成の手間が大幅に軽減されます。
複数のプロジェクトを管理できるため、プロジェクトマネージャーは、同じ画面で、複数のプロジェクトを俯瞰的にチェックすることができます。
Redmineを使って「チケット(タスク)」を確認すれば、「誰が」「いつまでに」「何を」行うのかが明白になります。ステータスや優先度も表示されます。
チケットの更新(登録/修正/コメント追加など)により、メール/RSSで通知するように設定できます。
チケット単位で作業時間を登録すると、最終的な工数を集計できます。プロジェクト単位/タスク単位/ユーザ単位などのさまざまな切り口で集計できます。
「Wiki」によるドキュメント管理、「フォーラム(掲示板)」でのコミュニケーションなど、プロジェクト運営を円滑に行うための機能が盛り込まれています。
バージョン管理システム(Git、Subversion、CVSなど)との連携に対応しています。
リポジトリツリーの閲覧、リビジョン一覧表示、リビジョンとチケットのリンク、ソースコードと問題/課題/不具合/タスクの関連付けなどが可能です。
iPad/iPhone/Android対応のRedmineクライアントアプリ「RedminePM」などを利用できます。他にも、多数のクライアントアプリがリリースされています。
Redmineのユーザインターフェイスは、日本語を含む40以上の言語に対応しています。
ユーザごとに異なる言語が設定できるため、母国語が異なるメンバーが混在する組織でも利用できます。
多くの各種プラグインが用意されています。
アジャイル開発用プラグイン(Redmine Backlogs)などもあります。
2021年11月17日(水)10:00~11:00 「プロジェクト管理におけるタスクの抜け漏れを防ぐ方法 ~プロジェクトのテンプレート、To Doリストの活用、マインドマップWBS機能をEasy Redmineを使って~」 と題したウェビナーが開催されました。 皆様のご参加、誠にありがとうございました。 当日の資料・動画は以下から無料でご覧いただけます。 ご興味のある企業さま、ぜひご...
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