「PowerShell」のオブジェクト指向設計として、「オブジェクト指向」「オブジェクトパイプライン」「プロバイダモデル(階層的データ構造アクセス機構)」について紹介します。

「PowerShell」のオブジェクト指向設計

「PowerShell」のオブジェクト指向設計として、「オブジェクト指向」「オブジェクトパイプライン」「プロバイダモデル(階層的データ構造アクセス機構)」について紹介します。

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「PowerShell」のオブジェクト指向設計

■オブジェクト指向

PowerShellは、オブジェクト指向に基づいて設計されています。

構造化データ(JSON/CSV/XMLなど)や、REST APIを処理するために最適化されたオブジェクトモデルを提供します。

■オブジェクトパイプライン

PowerShellは「パイプライン」という概念を実装しています。これにより、あるコマンドレットの出力をオブジェクトとして別のコマンドレットの入力としてパイプすることができます。

パイプラインは、メソッドチェーンに似ているもので、関数型言語の考え方が取り入れられています。

コマンドレット間のデータ受け渡しは、古典的UNIX型アプローチである「テキスト入出力パイプ」ではなく、「.NET Frameworkの構造化.NETオブジェクト」を直接やり取りします。

プロパティ情報を保持したままのオブジェクトを次々と後続コマンドレットに渡していけるメリットがあります。

結果として、PowerShellは、他のシェルで経験を積んだユーザーにとって使い慣れたインターフェースで、新しく強力なコマンドラインパラダイムを提供します。

■プロバイダモデル(階層的データ構造アクセス機構)

PowerShellでは、「プロバイダモデル」で階層的データ構造にアクセスします。

データアクセス

「ファイルシステム」「レジストリ」「デジタル署名」「環境変数」「エイリアス」「スクリプト変数」「関数」などのさまざまなデータ種類に対して、データストアに格納されているデータファイルのようにアクセスできます。

プロバイダ

「ファイルシステムブロバイダ」「レジストリブロバイダ」のように、データ種類ごとにプロバイダが用意されています。

プロバイダモデルは拡張可能で、独自プロバイダを作成して、PowerShellに組み込むことが可能です。

データアクセス手法の統一

以前のコマンドプロンプトのようなシェルでは、扱うデータごとに異なる操作が必要でしたが、PowerShellでは、プロバイダモデルにより、あらゆるデータ種類に対して、統一された手法でアクセスできるメリットがあります。

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