「なでしこv1」は、Windows用として開発されている製品です。Windows Vista/7/8/8.1/10 に対応しています。
Windows上での「バッチ処理」や「アプリケーション作成」を行えます。
インストーラーには開発に必要なものが含まれています。
・実行環境(実行用ランタイム/プラグイン)
・開発用エディタ
・マニュアル
・サンプルプログラム など
「なでしこv1」はWindows用ですが、Windowsアプリケーション実行互換レイヤ「Wine」を利用することで、Linux/macOSで動作できます。軽快に動作でき、日本語入力も行えます。
Wineとは「POSIX準拠オペレーティングシステムでWindowsアプリケーションを実行できる互換レイヤ」であり、Windows API呼び出しをオンザフライでPOSIX呼び出しに変換することでWindowsアプリケーションを実行させるものです。
→なでしこ →Wineを使えば、macOS/Linuxでもなでしこ1が動く
「なでしこv3」は、主要ブラウザからアクセスするプログラミング環境を構築できます。
OSを問わずにPC/スマートフォン/タブレットなどから、Webブラウザで「なでしこ」を利用できます。
→なでしこ →日本語プログラミング言語「なでしこ3」について
「なでしこv3」は、ゼロから作り直され、プログラミング言語としての文法も多くの点で改良されていますが、「なでしこv1」とほぼ同じように記述できます。
複数のOSやWebブラウザに対応しているため汎用性の高いプログラムを作成できます。
・HTML5対応ブラウザ---Internet Explorer/Safari/Chrome/Firefox
・スマートフォンブラウザ---iOS Safari/Android標準ブラウザ など
HTML/JavaScriptをベースとする「なでしこv3」は、Node.jsが動く環境であればローカルPCにも開発環境を整えることが可能です。
→OSSxCloudNews →オープンソースのAPサーバ/Node.jsとは
→なでしこ →なでしこ3をローカルPCでバッチ処理に使う方法
「なでしこv3」は、スクリプトを取り込むことにより、JavaScriptの代わりに利用できます。
「なでしこv3」は「Electron」にも対応しています。
→OSSxCloudNews →オープンソースのフレームワーク/Electronとは
ローカルに「なでしこv3」の開発環境を整えることで、「なでしこv3」を使用してデスクトップアプリケーションを作成できます。
マイナビニュースで「なでしこv3」についての解説記事が連載されています。
「なでしこ」についてプログラミングのコツを実際に手を動かしながら学べる内容になっています。
→マイナビニュース →(連載)ゼロからはじめてみる日本語プログラミング「なでしこ」
なでしこには、有償版となる「なでしこデラックス」も用意されています。
・強力なGUIエディタ「積み木デザイナ」
・PDF関連コマンド
・バーコード処理
・スキャナ機能
・データベース操作
・インストーラーの作成機能
・プラグインを実行ファイルに梱包 など
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
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