「MySQL」参考情報 「第1回MySQLのコマンド」+「第2回MySQLのバージョン確認」として、「MySQLコマンド概要」「MySQLコマンドがよく分かるお役立ちサイト」「MySQLバージョン確認方法」「MySQLバージョンアップの歴史」について紹介。

「MySQL」参考情報 「第1回MySQLのコマンド」+「第2回MySQLのバージョン確認」

「MySQL」参考情報 「第1回MySQLのコマンド」+「第2回MySQLのバージョン確認」として、「MySQLコマンド概要」「MySQLコマンドがよく分かるお役立ちサイト」「MySQLバージョン確認方法」「MySQLバージョンアップの歴史」について紹介。

■関連する比較ページ

「MySQL」参考情報 第1回 MySQLのコマンド

■(1)MySQLコマンド概要

MySQLコマンドとは

「MySQLコマンド」は、データベース作成/テーブル作成/レコード登録/レコード検索などの処理内容を「MySQLデータベース」に対して伝達するための手段です。

MySQLサーバへの接続(MySQLプロンプトの起動)

MySQLをインストールすると、「test」という空のデータベースがデフォルトで用意されます。この「test」データベースに接続します。

MySQLデータベースを起動後、コンソールで「mysql test」と打ち込むと、「test」データベースに接続されます。

接続成功のメッセージが表示され、プロンプトが「mysql>」となります。MySQLデータベースに対して、さまざまな処理命令(コマンド)を出せます。

コマンド文の終了はセミコロン

コマンドを使う場合、コマンドの終了にはセミコロンが必要です。コマンドの途中で改行しても、セミコロンが入力されるまで、処理コマンド文が続いていると判断されます。

補完機能

MySQLプロンプトでは、ヒストリ機能や補完機能を使用できます。

[↑]キーを押すと、以前に入力したコマンドが表示されます。

「sele」と入力して、[Tab]キーを押すと、「select」と補完されます。続けて、[Tab]キーを押すと、入力可能なコマンドやテーブル名が表示されます。

MySQLプロンプトの終了

「mysql> quit」と入力すると、MySQLプロンプトが終了します。また、[Ctrl]+[D]でも終了します。

■(2)MySQLコマンドがよく分かるお役立ちサイト

MySQL 逆引きリファレンス

「MySQL サーバが起動中であるかを確認する」「コマンドラインから MySQL 接続時にポート番号を指定する」「SQL 問い合わせ結果をXML形式で表示する」「プロセスを強制的に停止する(mysqladmin)」などの逆引きリファレンスとして利用できます。

→MySQL 逆引きリファレンス

「MySQL」参考情報 第2回 MySQLのバージョン確認

■(1)MySQLバージョン確認方法

「MySQLのバージョン情報」を確認する手段としては、いろいろな方法があります。

MySQL接続前

1)mysqlコマンドで確認
『mysql --version』or『mysql -V』

2)mysqladminコマンドで確認
『mysqladmin version』

MySQL接続時

MySQL接続時に表示されるウェルカムメッセージの中に、バージョン情報が表示されます。

MySQL接続後

1)STATUSコマンドで確認
『STATUS』

2)version関数で確認
『SELECT VERSION()』

3)「SHOW VARIABLES」で確認
『SHOW VARIABLES LIKE 'version%'』

■(2)MySQLバージョンアップの歴史

MySQLの誕生から現在までの、「主要なバージョンアップ」と「変遷」について紹介します。

黎明期

・1995年05月:MySQL誕生
・1998年01月:最初のWindows版リリース
・2001年01月:Version 3.23 プロダクションリリース
・2003年03月:Version 4.0 プロダクションリリース---「union」搭載
・2004年10月:Version 4.1 プロダクションリリース---「R木」「B木」「サブクエリ」「prepared statements」搭載
・2005年10月:Version 5.0 プロダクションリリース---「cursors」「stored procedures」「triggers」「views」「XA transactions」搭載

SunMicrosystems期

・2008年02月:SunMicrosystemsが「MySQL AB」を買収
・2008年07月:SunMicrosystemsが「MySQL株式会社」(MySQL日本法人)を吸収合併
・2008年11月:Version 5.1 プロダクションリリース---「event scheduler」「partitioning」「plugin API」「row-based replication」「server log tables」搭載

Oracle期

・2010年06月:日本オラクル株式会社がSunMicrosystems株式会社を統合
・2010年12月:Version 5.5 プロダクションリリース---デフォルトストレージエンジンが「InnoDB」に変更、マルチコアCPUパフォーマンスUP
・2013年02月:Version 5.6 プロダクションリリース---「InnoDB」機能強化、「NoSQL」機能強化
・2015年10月:Version 5.7 プロダクションリリース

MySQL最新TOPICS

【講演資料を公開】9/28 ビッグデータ処理のデータベースとして MySQL HeatWave が最適な理由 〜AWS Aurora/Redshift、GCP BigQuery との性能&コスト比較〜(2022年10月28日 09:15)

2022年09月28日(金)16:00~16:55 「ビッグデータ処理のデータベースとして MySQL HeatWave が最適な理由 〜AWS Aurora/Redshift、GCP BigQuery との性能&コスト比較〜」 と題したウェビナーが開催されました。 皆様のご参加、誠にありがとうございました。 当日の資料は以下から無料でご覧いただけます。 ご興味のある企業さま、ぜひご...

イベント情報

セミナー講演資料

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

システム責任者が知っておくべき 「MySQLの高可用性/HA構成」 の選択肢と比較 〜 MySQLデータベースのダウンタイム“ゼロ”を目指す〜

ハイブリッドワークにおける電話の新しいカタチ ~セールスプロセスを最適化する次世代クラウドビジネスフォン~

【企業ネットワーク向け】ローカルブレイクアウト、適用できないSaaSはありませんか?通信速度や運用に課題はありませんか? 〜LBOに最適なネットワーク機器や管理ツールによる解決策をご提案〜

  • オープソース書籍(サイド)
  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter