「Juju」の主な特徴

■関連する比較ページ

「Juju」の主な特徴

■デプロイ対象環境

Jujuのデプロイ対象環境は、大きく分けて3種類あります。
①ベアメタル環境---「MaaS(Metal as a Service)」「LXDコンテナ」を利用
②パブリッククラウド環境---AWS、Azure、Google Cloud Platformなど
③ローカルマシン仮想化環境---「LXC仮想化」「ローカルプロバイダ」を利用

■アプリケーションモデリング

アプリケーションモデリングとは

「アプリケーションモデリング」とは、下から上に構築するのではなく、上から下へ(サービス+関連性)を指定して、意図を明確に表現できるようにするための手法です。

Jujuのアプリケーションモデル

Jujuのアプリケーションモデルは、一連のソフトウェアアプリケーションを管理および操作するための環境です。ユーザーに、シンプルにモデルを表現できるモデリングツールを提供します。

Jujuアプリケーションモデルの構成内容

各モデルは「さまざまなプロビジョニング構成」「オペレーティングソフトウェアのセット」「さまざまなレベルのアクセス権を持つ異なるユーザー」など保持します。

Jujuアプリケーションモデル例

「Webアプリケーション」+「ロードバランサー」+「データベース」を「web-app」モデルとして利用できます。

このようなモデルを使用することで、展開について、論理的なソリューションに分離して別々に管理できます。

操作タスクの自動化

すべての操作タスクは自動化され、サービスを連携させることで、適切なマシンプロビジョニングを行えます。

どのようなクラウドやコンピューティングリソース上でも「アプリケーションモデルの拡大/縮小」や「同一アプリケーションモデルを別の環境に再配置」などが可能で、繰り返し実行できます。

運用コスト削減効果

Jujuのアプリケーションモデルを利用することで、複雑な大規模ソフトウェアトポロジー操作の詳細を抽象化できるため、運用コストが削減され、柔軟性が提供されます。

■動的リレーション構成機能

高いレベルでの抽象化

Jujuは高いレベルの抽象化を提供します。

実行するマシンに関係なく展開および構成管理が行え、周辺範囲についても操作できる管理ツールを提供します。

動的リレーション構成機能

Jujuの主な利点の1つとして「動的なリレーション構成能力」があります。リレーション構成は、サービスを統合する複雑さについて抽象化できる機能です。

各サービスはリレーションを通じて即座に統合され、「サービスの即時再構成」や「サービス間の関係についての即時再構成」も行えます。

動的リレーション構成例

たとえば、データベースサービス「MySQL」とCMSサービス「WordPress」の関係を作成した場合、この2つのサービスは「IP情報」「ユーザー情報」「パスワード情報」「その他の設定情報」などを共有します。

この動的リレーション構成により、WordPressはMySQLにテーブルを作成して、データを自動的にインポートできます。

サービススケーリングの抽象化

サービススケーリングに関するすべての複雑さについても抽象化されます。

ユーザーは必要なユニット数を指定するだけでスケーリングが自動的に行われます。

■Jujuコントローラー

概要

Jujuコントローラーは、管理下にあるJujuクライアントとワークロードマシンの間で発生するすべてのイベント(状態、ユーザーアクティビティなど)を監視して、実行中のアプリケーションモデル内のすべてのマシンを管理します。

管理機能

Jujuコントローラーは以下を管理します。
・実行中の複数のアプリケーションモデルの管理
・アプリケーションモデル内のすべての仮想マシンの管理
・スケールアウト管理
・設定管理
・配置管理
・ユーザーアカウント管理
・共有管理
・アクセス管理 など

■管理インターフェース

Jujuは、管理インターフェースとして、「コマンドライン管理ツール」と「GUI管理ツール(Juju GUI)」を提供します。

Juju GUI

「Juju GUI」は、Webブラウザから操作できるサーバサイドツールで、グラフィカル表現を使用してGUI操作を行えます。
・サービス状態確認(現在どのモデルでどのソフトウェアが実行されているか?)
・構築手順書「チャーム」情報の確認
・ドラッグ&ドロップでのサービスデプロイ(ソフトウェアスタック配置)
・サービスの設定変更
・スケールアウト/スケールダウン
・設定のエクスポート/インポート など

Juju最新TOPICS

最新情報はありません。

Juju最新CLOSEUPコラム

イベント情報

セミナー講演資料

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

【データセンター / システム運用事業者向け】複雑化するハイブリッドクラウドの監視運用を効率化する最適解 ~AWS, Azure, GCPの統合監視と運用自動化~

「現場対応が必要」という、ネットワークと物理セキュリティの課題 ~クラウドサービスで簡単管理。”Cisco Meraki”と”Verkada”をご提案~

クラウドサービスにおける膨大なデータのバックアップ課題 ~パッケージ化されたオンプレのバックアップシステムでコスト・品質の両立を手軽に実現~

  • オープソース書籍(サイド)
  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter