Hinemos(ヒネモス)とは、国産オープンソース統合運用管理ソリューションです。複数コンピュータ群を単一コンピュータのようなイメージで管理することを可能とします。
Hinemosは「各種監視機能」と「ジョブ管理(ワークロードスケジューリング)機能」の両方の機能を提供し、システム運用の自動化を実現するオープンソースの統合システム管理ソリューションです。
Hinemosでは、システム運用に関わるさまざまなデータを収集/蓄積し、「システム稼働状況のリアルタイム監視」「収集したデータをもとにしたシステム傾向分析」「システムの将来予想値や変化量などの監視」などを行うことで、未来を予見した予防保全を可能にする運用アナリティクスを実現できます。
運用目的ごとにコンピュータグループを登録し、各グループに対して「システム稼働状態監視」「収集蓄積管理」「性能管理」「ジョブ管理」「一括環境構築管理」などを行う機能を備えており、ノード管理機能により多種多様なシステムの多数の管理対象(サーバ、ネットワーク機器、ストレージなど)について効率的に統合運用管理できます。
各種機能をワンパッケージで提供し、運用目的に応じた監視や操作をGUIで容易に行えるため、より少ないオペレーションによる効率的な運用が可能となり、トータル運用コスト削減につながります。
Hinemosは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の2004年度下期オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業「分散ファシリティ統合マネージャの開発」の委託を受けて開発されました。
→情報処理推進機構 →2004年度成果報告集(オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業)
Hinemosは「ソフトウェアプロダクトオブザイヤー2007」に選ばれています。
Hinemosのライセンスは「GNU General Public License」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →hinemos/hinemos →License
Hinemosは、国産オープンソース統合監視ソリューションとして、中小規模からエンタープライズ規模まで、さまざまな領域で幅広く利用されています。
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
2018年06月13日(水)15:30~17:40 NTTデータ先端技術株式会社 佃オフィス にて「ハイブリッドクラウド/マルチクラウド環境での運用を自動化・効率化するには?(統合運用管理ツール「Hinemos」の紹介)」と題したセミナーが開催されました。 当日は、掲題にご興味をお持ちの方々がご来場くださり、お陰様で盛況の内に終了することができました。ありがとうございました。 当日の講演資料3...
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