Eclipse(イクリプスorエクリプス)は、オープンソース高機能統合開発環境 (IDE)です。
IBMによって開発されています。クロスプラットフォーム/Java実装です。Java/C++/C#/Python/Ruby/JavaScriptなど多くの言語に対応します。
プラグインによって、さまざまな機能拡張できる点が特徴です。
EclipseにはGit対応プラグインもあり、インストールするとEclipse上でGitを操作できるようになります。
「EGit」は、Eclipse用として代表的なGit対応プラグインです。
コミット、アップデート、ブランチ作成、プッシュなど、Gitに関する一通りの操作を行えます。
「EGit」は Eclipseのソフトウェアマネージャからインストール可能です。
①Helpメニューの[Install New Software... ]を選択します。
②[Add]ボタンをクリックしてサイトを追加します。
③[Name]に「EGit」と入力します。[Location] に「http://download.eclipse.org/egit/updates」と入力して、[OK]ボタンをクリックします。
④利用可能なソフトウェアが表示されます。問題なければすべて選択します。
⑤インストールするコンポーネントを確認して[Next]ボタンをクリックします。
⑥利用条件が表示されるのでアクセプトします。[Finish]ボタンをクリックします。
⑦EGitのインストールが始まります。完了したらEclipseを再起動して、インストール完了です。
[Preference]→[Team]→[Git]で、名前とメールアドレスを設定します。
Gitに対して、すでに設定してある場合は、その情報が表示されます。
※Windows環境では、HOME環境変数を設定しておく必要があります。
EGitをインストールすると、Eclipse上でGit機能を使用してコードファイルのバージョン管理ができます。
コミットされていない変更箇所にマークが表示されるなど、効率的な開発を行えます。
EclipseでGit管理するプロジェクトにリンクしたファイルに対して、OSからファイル操作などを行うと予期せぬ状態になることがあります。
今回は、「EclipseでGitを使う方法」について紹介しました。
他の統合開発環境でもGit対応のプラグインがありGit管理を行えるものがあります。統合開発環境上でGit管理/操作を行えるようになると開発効率が上昇します。
「統合開発環境」と「Git」が一体となった環境で、さらに便利なGitバージョン管理にトライしてみてください。
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
Git開発チームは、1月18日、 分散型バージョン管理システム「Git 2.16」を公開した。 【Gitとは】 分散型バージョン管理システム https://www.ossnews.jp/oss_info/Git 【2.16のポイント】 ・「git submodule」「git bisect」などのモジュールをCで書き直す作業 ・コード最適化 ・内部構造改善 ・Gitでの...
OSS×Cloud ACCESS RANKING