CentOSはサーバでの長期間稼働を想定して、安定性を優先した設計思想になっています。枯れて堅牢なパッケージを採用することで長期間運用に耐えうる安定性を提供します。
Fedoraなどの革新性を求めるLinuxディストリビューションのように最新技術を頻繁に取り込んでいくことがないため、アップデート回数を少なくできるできるメリットがあります。
CentOSのメジャーバージョンは数年ごとにリリースされます。その間は、基本的に、定期的なセキュリティアップデートがリリースされます。また、新しいハードウェアをサポートするための更新が含まれる場合もあります。
サーバ用OSは安定稼働が求められるため、アップデートメンテナンスのためにサーバを停止させる回数を少なくできるのは重要なポイントになります。
低頻度アップデートにより、「メンテナンスが少ない」「信頼性が高い」「予測可能で再現性が高い」などの特徴を持つLinux環境を実現できます。
CentOSは、基本的に「Red Hat Enterprise Linux」のリリースに追従します。
コミュニティーのマンパワー、技術面、組織的面の関係上、RHELの最新バージョンがリリースされてから、CentOSがリリースされるまで平均して1ヶ月程度の遅延が発生します。
CentOSのサポート期間は「最大10年間」維持されます。
他のOSやディストリビューションと比較して、特に「長期間にわたるセキュリティフィックスサポート」は安心材料となります。
2014年7月7日リリースされた「CentOS7」も10年間サポートされます。2024年6月30日までサポートされ、確実なセキュリティアップデートを受けることができます。
2018年07月12日(木)15:00~17:00 株式会社スマートスタイル本社 マルチファンクションルーム にて「実は高い?OSSのサポート費用を削減するために」と題したセミナーが開催されました。 今回も多くの方にご来場頂き、おかげさまで大盛況のうちに終了することが出来ました。ありがとうございました。 当日は、OSSのサポート費用を削減する方法の1つとして「複数のオープンソースをセットで...
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