「RRDTool」とは、時系列データ用の高性能データロギングおよびグラフ作成ツールです。
オープンソース業界標準として利用されており、「シェルスクリプト」「Perl」「Python」「Ruby」「Lua」などのアプリケーションに簡単に統合できます。
「Cacti」は「RRDTool」の完全なフロントエンドとして機能します。
グラフを作成するために必要なデータを、MySQLデータベースに格納します。
Cactiは、入力する必要のあるデータをcronジョブで収集し、MySQLデータベースに入力します。
各データソースを使用して、ローカルまたはリモートのデータを収集し、グラフに配置できます。
・データソース作成機能---カスタムスクリプト定義
・ラウンドロビンアーカイブ機能---非標準の期間でのデータ収集
・複数のデータソースを持つRRDファイルをサポート
・SNMPサポート---php-snmp、ucd-snmp、net-snmp
1つ以上のデータソースを定義することで、そのデータを使用してRRDToolグラフを作成できます。
・ほぼすべてのRRDToolグラフを作成---標準RRDToolグラフタイプ+統合関数
・色選択領域
・自動テキストパディング機能---グラフ凡例テキストの確実な配置
・グラフごとに無制限の数のグラフ項目を定義
・グラフアイテムの迅速な再シーケンス
・CDEF数学関数
・ツリービュー機能---グラフ階層を作成してツリーにグラフを配置
・リストビュー機能---各グラフのタイトル一覧表示 など
ユーザーベース管理ツールを利用すると、「ユーザー単位+グラフ単位」で操作権限を設定できます。
「グラフパラメータを変更できるユーザー」や「グラフ表示のみ可能なユーザー」などを作成できます。
・各ユーザーは独自のグラフの表示設定を維持
・インターフェースに関する権限設定も可能
テンプレート機能を使用すると、「データソース」「グラフ」をグループ化できます。
通常グラフの全フィールドは、グラフごとにテンプレート化できます。
ホスト定義機能によって、新ホスト追加時にホスト情報をポーリングできます。
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