「Blender」の主な特徴として、プロダクションレンダリングエンジン「Cycles」、「3Dゲームエンジン搭載」、「Python制御インターフェース(Python API)」、「拡張機能(アドオン)」、タイルドウィンドウシステム「Blenderウィンドウ」について紹介します。

「Blender」の主な特徴

「Blender」の主な特徴として、プロダクションレンダリングエンジン「Cycles」、「3Dゲームエンジン搭載」、「Python制御インターフェース(Python API)」、「拡張機能(アドオン)」、タイルドウィンドウシステム「Blenderウィンドウ」について紹介します。

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「Blender」の主な特徴

■プロダクションレンダリングエンジン「Cycles」

Cyclesは、パワフルでリアルな描画を可能にするパストレースレンダリングエンジンで、リアルなレンダリング機能を提供します。

Cyclesは、多くのプロダクション機能をサポートしながら、インタラクティブで使いやすいように設計されています。

GPUレンダリング

Cyclesは、レンダリング時間短縮に役立つGPUレンダリングをサポートしています。

次の2つのGPUレンダリングモードがあります。
・CUDA---NVIDIAグラフィックスカードに推奨
・OpenCL---AMDグラフィックスカードに推奨

複数GPUもサポートしておりレンダリングファームの作成に使用できます。複数GPU使用時でも、各GPUは専用のメモリにのみアクセスします。

その他の特徴

・リアルタイムビューポートプレビュー
・PBRシェーダー
・HDR照明サポート
・VRレンダリングサポート
・カスタマイズ用ノードサポート
・物理シェーダ(ガラス/半透明/SSSなど)
・シェーダコーディング用オープンシェーピング言語(OSL)のサポート
・複数重要度サンプリングによる単一方向パストレース
・SIMDアクセラレーションによるマルチコアCPUレンダリング
・CPUとGPU用の統合レンダリングカーネル

■3Dゲームエンジン搭載

Blenderには「ゲームエンジン」も搭載されており、Blenderのみで3Dゲームを作成できます。

Pythonスクリプトなどを利用することにより、インタラクティブコンテンツを制作できます。

主なポイント

・ゲームロジックの作成/コーディング
・PythonスクリプトAPI
・OpenGL TMダイナミックライティング機能
・トゥーンシェーディング機能
・アニメーションマテリアル機能
・ノーマル/パララックスマッピング機能
・3D空間オーディオ---OpenAL
・ゲーム再生---コンパイル/前処理は不要
・モデルエクスポート---サードパーティ製ゲームエンジンに移植 など

■Python制御インターフェース(Python API)

BlenderはPython制御インターフェース(Python API)を備えています。

APIを使用して、さまざまな操作を行えます。
・レイアウト/色/サイズ/フォント調整
・インターフェースカスタマイズ
・高解像度/網膜スクリーンのサポート
・独自ツール/アドオン作成
・OpenGLビューポート描画
・BlenderのRenderAPI接続 など

■拡張機能(アドオン)

Blenderには豊富な拡張機能が用意されています。
・ジェネレーター---木/地形/アイビー/雲
・破壊オブジェクト
・3D印刷ツールボックス
・メタリギングシステム調整
・フォーマット互換(AfterEffects、DirectX、Unreal Game Engine) など

開発コミュニティが作成した多くのアドオンを利用できる他に、Python APIを使用して独自アドオンを作成できます。

■タイルドウィンドウシステム「Blenderウィンドウ」

Blender GUIは、基盤となるプラットフォームが提供する1つ以上のウィンドウの上に独自のタイルドウィンドウシステムを構築します。1つのプラットフォームウィンドウは、任意のタイプのBlenderの「ビュー」「セクション」「サブセクション」に分かれています。

ユーザーは、それらのBlenderウィンドウの複数のレイアウトを定義してカスタマイズを行えます。「メニューからの選択」や「キーボードショートカット」を使用して素早く切り替え、必要なアクションを実行できます。

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