Atomは、Web関連技術者が多く集まるGithub上で開発されているため、Web開発者にとって使いやすいエディタになっています。
拡張機能も数多く公開されており、Web開発者が作業を効率化するためのさまざまな機能が網羅されています。
Atomは「タブ型エディタ」として、特に違和感なく使い始めることが可能です。
一般的なテキストエディタとしても利用でき、ビギナーから上級者まで、それぞれに適した使い方ができます。
Atomのインターフェースは、人気テキストエディタ「Sublime Text」を意識した作りになっており、操作性も似ているものになっています。
ビジュアルや機能などついても、テーマ/パッケージをインストールすることで、ほぼ同一なレベルにまで近づけることができます。
1つのファイルを画面分割して表示できます。縦にも横にも分割可能です。
複数ファイルを同時表示することで、ファイル間でコード比較/編集できます。
HTMLなどのタグとタグの間を折りたたみ、見やすく表示できます。
自由にキーバインド(ショートカットキー)を設定できます。
慣れるまで多少時間はかかりますが、ショートカットを使いこなせるようになると、操作効率性を大幅に向上できます。
さまざまなテーマをインストールすることにより、ビジュアルインターフェースを好みのものに変更できます。
→Atom →Theme(Pick your favorite flavor of Atom.)
ディレクトリツリー表示ペインを配置でき、ここからファイルを開いたり、ファイル新規作成を行えます。
ATOMにはMarkdown記法で文章を作成する場合に便利な機能が用意されています。
テキストエディタでは、Microsoft Wordなどとは異なり文字の大きさを変えられないため、見出し行を区別しにくいという問題があります。
そこで、見出しであることを示すために、「#」「##」「###」などの記号を用いて、「行の先頭に簡単な記号を追加することで見出しを区別する」というルールの1つがMarkdown記法です。
プレビュー画面を確認しながらMarkdownドキュメントを作成できます。
「markdown-toc」パッケージをインストールすると、Markdownドキュメントから目次を自動生成できます。
https://atom.io/packages/markdown-toc
Markdownドキュメントに対して、メニューから「HTMLを保存」を実行するとHTMLファイルが生成されます。
「markdown-pdf」パッケージをインストールすると、MarkdownドキュメントからPDFを作成できます。
https://atom.io/packages/markdown-pdf
Atomは、クロスプラットフォームアプリケーション構築用フレームワーク「Electron」を使用して実装されています。
・Web開発との相性が良い
・HTML5でUIを構築できる
・Web技術「JavaScript」「CSS」などでインターフェースをカスタマイズできる
→OSSxCloudNews →オープンソースのフレームワーク/Electronとは
Atom用オフィシャルドキュメントが用意されており、Atomについて詳しく解説されています。
GitHub Inc.は、2月13日(現地時間)、 コードエディタ「Atom v1.24.0」を正式公開した。 【Atomとは】 プログラマー向けコードエディタ https://www.ossnews.jp/oss_info/Atom 【v1.24.0のポイント】 ・右クリックメニューが非同期化 ・応答性改善 ・ソースコード折り畳み/展開時の自動スクロール機能が追加 ・テ...
OSS×Cloud ACCESS RANKING