「Apache Tomcat」のコンテナ(アプリケーションサーバ)機能として、「サーブレットコンテナ機能」「JSP(JavaServerPages)処理機能」について紹介。

「Apache Tomcat」のコンテナ(アプリケーションサーバ)機能

「Apache Tomcat」のコンテナ(アプリケーションサーバ)機能として、「サーブレットコンテナ機能」「JSP(JavaServerPages)処理機能」について紹介。

■関連する比較ページ

「Apache Tomcat」のコンテナ(アプリケーションサーバ)機能

■サーブレットコンテナ機能

「サーブレット」とは

「サーブレット(Javaサーブレット)」とは、Webアプリケーションサーバ上で、「動的Webページ生成」や「データ処理」を実行するためのJavaプログラムです。

「ライフサイクル管理機能」「マルチスレッド対応」「プラットフォーム非依存」などの特徴を持ち、「Webアプリケーションを開発するために作られたJavaプログラムの部品」として動作します。

サーブレットコンテナ「Apache Tomcat」

サーブレットは単体で動作することはできないため、サーブレット実行環境(サーブレットコンテナ)が必要となります。

Apache Tomcatは、サーブレットを実行するための「サーブレットコンテナ」として動作します。

■JSP(JavaServerPages)処理機能

「JSP(JavaServerPages)」とは

「JSP(JavaServerPages)」とは、HTML内にJavaコードを埋め込み、動的にWebページを生成する技術です。サーブレットはWebアプリケーション内部のロジック部分を処理しますが、JSPは主にWebページ表示部分を処理します。

サーブレットはJavaのオブジェクト指向で開発できますが、Webページを表示するためのHTML処理には対応していないため、サーブレットですべてを処理しようとするとコードが非常に冗長になってしまう課題がありました。その問題を解消するために生まれたのが「JSP」という技術であり、HTMLの中に直接Javaのコードを書き込むことで、よりシンプルに、JavaベースのWebアプリケーションの開発が可能となりました。

サーブレットとJSPを連携させることで、「ユーザー情報の画面表示」や「ログインユーザーに関連するデータ表示」などの動的なWebページを生成できます。

JSPコンテナ「Apache Tomcat」

JSPはコンパイルの必要がないため、HTTPサーバ上でTomcatを使用して処理すれば、そのまま動作できます。

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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