「Apache Tomcat」の主な特徴として、「標準Webコンテナ」「"ピュアJava"Webサーバ」「高性能+高品質」「Apache Tomcatの3つの実行モード」について紹介。

「Apache Tomcat」の主な特徴

「Apache Tomcat」の主な特徴として、「標準Webコンテナ」「"ピュアJava"Webサーバ」「高性能+高品質」「Apache Tomcatの3つの実行モード」について紹介。

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「Apache Tomcat」の主な特徴

■標準Webコンテナ

Apache Tomcatは、Java Servlet/JSPコンテナとして、高いシェアを誇るWebコンテナのデファクトスタンダードとなっています。

■「ピュアJava」Webサーバ

Apache Tomcatは「Javaサーブレット」「JavaServer Pages(JSP)」「Java EL(Expression Language)」「WebSocket」などを含むJava EE仕様を実装し、Javaコードを実行できる「純粋なJava」Webサーバ環境を提供します。

Apache Tomcatは、JavaサーブレットとJSPの公式なリファレンス実装として開発/実装されています。

■高性能+高品質

Apache Tomcatは、商用製品と同等以上の性能を提供します。

■Apache Tomcatの3つの実行モード

Apache TomcatのWebHTTPサーバ機能は、実行モードによって3つの位置づけがあります。

①スタンドアロン型

Apache Tomcat自体にHTTPサーバの機能が内蔵されているため、Apache Tomcat単体でHTTPサーバ機能を提供できます。

JavaベースのWebアプリケーションであれば、別途HTTPサーバを導入することなく、シンプル構成で利用できます。

Apache Tomcat内蔵のHTTPサーバは安定動作できますが、専用のWebHTTPサーバプロダクトと比較すると性能面では劣ります。

②内部プロセス型

他のHTTPサーバ上でApache Tomcatを動作させて連携できます。

Apache Tomcat以外のHTTPサーバがクライアントからHTTPリクエストを受け付け、サーブレット処理の必要に応じて、サーブレットコンテナ機能を提供するApache Tomcatにリクエストを渡すという構成で利用できます。

③外部プロセス型

外部プロセス型は、他のHTTPサーバとは別にApache Tomcatを実行し、プロセス間通信によってHTTPサーバと連携する構成です。

内部プロセス型と比較すると、処理速度が低下するデメリットがありますが、拡張性の面でメリットがあります。

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