Ansible(アンシブル)とは構成管理ツールです。多数の構築管理対象に対するアプリケーションとシステムの導入を容易にするシンプルなIT環境構築自動化プラットフォームです。「設定ファイルがシンプル」「使いやすい」「管理対象サーバへのエージェントソフトウェアインストール不要」など、最小限の手間で各種設定を自動化できる特徴があります。

オープンソースの運用管理・運用自動化/Ansibleとは

Ansible(アンシブル)とは構成管理ツールです。多数の構築管理対象に対するアプリケーションとシステムの導入を容易にするシンプルなIT環境構築自動化プラットフォームです。「設定ファイルがシンプル」「使いやすい」「管理対象サーバへのエージェントソフトウェアインストール不要」など、最小限の手間で各種設定を自動化できる特徴があります。

■関連する比較ページ

「Ansible」基本情報

■概要

Ansible(アンシブル)とは構成管理ツールです。多数の構築管理対象に対するアプリケーションとシステムの導入を容易にするシンプルなIT環境構築自動化プラットフォームです。

■構成管理ツールとは

構成管理ツールとは、多数のサーバに対して統一的な制御を行い、環境構築を行うツールです。

あらかじめ作成した設定ファイルに従って「ソフトウェアインストール」「設定ファイル修正」「サービス起動/停止」「ネットワーク設定」などのサーバの各種設定を自動的に実行します。

構成管理ツールのメリット
①環境構築時間の大幅削減
②手動オペレーションによるミス発生可能性の低減
③作業漏れの低減
④直接ログインする機会を最小限にすることによるセキュリティの向上

代表的な構成管理ツールとして「Ansible」「Chef」「Puppet」などがあります。

■Ansibleとは

Ansibleは、「設定ファイルがシンプル」「使いやすい」「管理対象サーバへのエージェントソフトウェアインストール不要」など、最小限の手間で各種設定を自動化できる特徴があります。

Ansibleでは、Playbook(YAML形式テキストファイル)に作業内容をタスクとして記述し、それをAnsibleに実行させることにより、さまざまな処理を実現できます。

「構成管理機能」として、「サーバ構成管理」「ネットワーク設定」「ロードバランサー設定」「クラウドプロビジョニング(クラウドインフラ設定)」などを行えます。

「デプロイ機能」も有しており、「サーバ上に任意のファイルを配置」「パッケージインストール(アプリケーション展開)」なども行えます。

Ansibleは、システムが稼働するインフラを含む全体を構築できる「マルチノードオーケストレーションツール」として活用できます。

■経緯

Ansible社は、2015年に、RedHat社に買収されています。

■ユースケース

Ansibleは「Red Hat Enterprise Linux」環境などにおいて、「アプリケーションデプロイ」「ソフトウェアデリバリー迅速化」「OpenStackインストール自動化」「コンテナ導入促進」などに利用されています。

■オフィシャルサイト情報

オフィシャルサイト

→GitHub →ansible / ansible

ライセンス情報

Ansibleのライセンスは「GNU General Public License v3.0」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →ansible / ansible →COPYING

ダウンロード

→GitHub →ansible / ansible

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Chef」「Puppet」など。

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