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OSSの発展

OSSとして提供されている代表的なソフトウエアとしては、LinuxApacheが思い浮かびます。確かに、初期のOSSは、LinuxApacheのようにOSやWebサーバといった基盤系のソフトウエアがほとんどでしたが、その後のOSSの発展により、現在ではERP、CRMといった業務アプリケーションの分野にまで拡がっています。

初期のOSSは、メール、OS、開発言語といったきわめて基本的なソフトウエアから始まりました。この時期の代表的なOSSには以下のようなものがあります。

  • Sendmail–現在でも広く利用されているメールサーバ。
  • Peal –初期のWebアプリケーション開発標準であったCGIによく用いられたプログラミング言語。
  • Linux – 初期のOSSの代名詞となったOSソフトウエア。

初期のOSSの成功により、OSSは企業向けのシステムに広く採用されるようになりました。それとともに、OSSの範囲もデータベースやオフィスツールといったミドルウエアの分野にまで拡がりました。この時期の代表的なOSSには以下のようなものがあります。

  • MySQL – データベース管理システム。当初はふつうの有償ソフトウエアとして開発されたが、サン・マイクロシステムズ(現Oracle)が買収した際に、OSSとして公開された。
  • OpenOffice –ワープロ、表計算などを含むオフィスツール。当初は、サン・マイクロシステムズ(現Oracle)が開発コミュニティを運営していたが、2011年にApacheに移管された。
  • Firefox – Webブラウザ。Mozilla Foundationが開発コミュニティを運営している。

ミドルウエアまで拡大したOSSの領域は、ついに業務アプリケーションまで拡がります。この時期の代表的なOSSには以下のようなものがあります。

  • ADempiere –会計、販売管理といった業務を統合するERPアプリケーション。2006年に、Compiere社が運営するCompiereプロジェクトから派生する形で開始された。
  • SugerCRM – 顧客管理業務を行うCRMアプリケーション。SugarCRM社がOSSプロジェクトを運営すると同時に、有償版の開発、販売も行っている。

このようにOSSは、企業向けシステムへの採用が拡がるとともに対象領域も拡大の一途をたどり、現在では有償ソフトウエアとほとんど同じ領域をカバーするまでにいたっています。

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