RustとNimを比較

    「Rust」と「Nim」の概要

    「Rust」と「Nim」は、どちらも優れたパフォーマンスを目指すコンパイル言語です。

    ■「Rust」とは

    Rustは「安全性」「速度」「並行性」「実用性」にフォーカスしているプログラミング言語です。関数型/手続き型/オブジェクト指向型などのマルチパラダイム言語で、Mozillaにより開発されています。

    Rustプログラミング言語は高速で信頼性の高いソフトウェアを開発できます。

    「C++」に代わる低レイヤーまでを制御できるシステムプログラミングに適した言語を目指しています。

    ■「Nim」とは

    Nimは、システム/アプリケーション開発用プログラミング言語で、「C言語の処理速度とメモリ効率性」を発揮できるコンパイル言語です。

    Nimは「静的型付き言語」「C言語の処理速度とメモリ効率性」「メモリ安全性」「高性能ガベージコレクション」「複数ターゲット言語対応」などの特徴を持ちます。シンプル構文により、効率的で表現力豊かなプログラミングを行えます。

    類似点

    RustとNimは以下の点で類似しています。
    ・コンパイル言語
    ・静的型付け言語
    ・継承を超えた構成
    ・簡単なCバインディング
    ・ジェネリックス
    ・クロージャ
    ・型推論
    ・マクロ
    ・式としてのステートメント など

    コミュニティ推奨比較

    ■Nim

    開発コミュニティ「Slant」では、「最初に学ぶべき最高のプログラミング言語は何ですか?」という質問で、Rust(19位)よりもNim(9位)を推奨している結果が出ています。

    『Nimはジェネリックス/テンプレート/マクロ機能が充実しているため、DSL記述や定型文をすべて避けることができる』という点が評価されています。

    →Slant →Nim vs Rust detailed comparison as of 2018 - Slant

    コーディング規律比較

    ■Rust

    Rustはコーディング規律を重視するため、曖昧さを低減できる特徴があります。

    そのため、コード保守性に優れており、長期プロジェクト開発に向いています。

    ■Nim

    Nimはできるだけコーディング摩擦を取り除けるように設計されており、自由にコーディングできる傾向があります。

    自由さの反面として「明白性」「明確性」「保守性」が妨げられる場合があります。

     

    参考元サイト

    「Rust」基本情報

    ■概要

    Rust(ラスト)とは、「安全性」「速度」「並行性」「実用性」にフォーカスしているプログラミング言語です。関数型/手続き型/オブジェクト指向型などのマルチパラダイム言語で、Mozillaにより開発されています。

    ■基本説明

    Rustプログラミング言語は高速で信頼性の高いソフトウェアを開発できます。

    「C++」に代わる低レイヤーまでを制御できるシステムプログラミングに適した言語を目指しています。

    ■経緯

    ・2010年:初版リリース
    ・2015年:「Rust 1.0」リリース
    ・2016年/2017年/2018年 Stack Overflow Developer Survey「最も愛されたプログラミング言語」の第1位を獲得

    ■ユースケース

    Rustは、低レイヤーから高レイヤーまでのシステムプログラミングに対応でき、大小さまざまな企業で多様なソフトウェア開発に利用されています。

    ・コマンドラインアプリケーション
    ・Webサーバ
    ・DevOpsツール
    ・組み込みデバイス
    ・オーディオ/ビデオ分析
    ・トランスコード
    ・暗号化通信
    ・バイオインフォマティクス
    ・検索エンジン
    ・IoTアプリケーション
    ・機械学習 など

    ■オフィシャルサイト情報

    オフィシャルサイト

    →Rust

    ライセンス情報

    Rustのライセンスは「Apache License, Version 2.0」および「MIT license」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →Rust →Licenses

    動作環境

    Rustは「Linux」「macOS」「Windows」で動作します。

    ダウンロード

    →Rust →Install Rust

    導入事例

    →Rust →Production

    ■同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「Elixir」「Erlang」「F#」など。


    「Nim」基本情報

    ■概要

    Nim(ニム)とは、システム/アプリケーション開発用プログラミング言語で、「C言語の処理速度とメモリ効率性」を発揮できるコンパイル言語です。

    ■基本説明

    Nimは「静的型付き言語」「C言語の処理速度とメモリ効率性」「メモリ安全性」「高性能ガベージコレクション」「複数ターゲット言語対応」などの特徴を持ちます。シンプル構文により、効率的で表現力豊かなプログラミングを行えます。

    多くのメインストリームプログラミング言語に引けを取らない強力な機能を提供します。

    ■動作環境

    「Windows」「macOS」「Linux」などで動作します。

    ■経緯

    ・2008年 初版リリース

    ■ユースケース

    Nimはさまざまなプログラミング用途で利用できます。
    ・カーネル
    ・Webサーバ
    ・コマンドラインアプリケーション
    ・ゲーム など

    主な特徴

    ■クリーン構文

    Nim構文はPythonのようにシンプルであるため、可読性が高く、効果的に修正できるコードを記述できます。

    ■メタプログラミング

    Nimは強力なメタプログラミング機能を備えた小さなコア言語を実装しています。

    Nimのメタプログラミング機能には、「ジェネリック」「テンプレート」「マクロサポート」などが含まれているため、さまざまなプログラミングパラダイムのサポートを拡張できます。

    C言語にコンパイル

    NimソースコードをC言語にコンパイルできます。

    マシンのネイティブパフォーマンスを発揮でき、Cコンパイラが提供する多くの機能を利用できます。

    JavaScriptにコンパイル

    NimにはJavaScriptバックエンドが含まれているため、クライアントとサーバを同時にターゲット設定できます。

    「C」「C++」「Objective C」へのラッピング

    Nimは「C言語」「C++」「Objective C」ライブラリに簡単にバインドできるため、これらの言語の成熟した強力なライブラリを利用できます。

    ■メモリ安全性

    Nimは「オプションチェック」「トレース参照/untraced参照/非nullable型のポインタ演算を実行しない」などの仕組みによりメモリの安全性を確保できます。

    ■極小バイナリサイズ

    Nimは「依存関係なし」かつ「非常に小さいサイズ」のバイナリを生成します。

    ■コードエディタサポート

    多くのコードエディタがNim言語をサポートしています。
    ・Atom
    ・Emacs
    ・Sublime Text
    ・Vim
    ・Visual Studio Code など

    主な機能

    ■自動ガベージコレクション

    Nimは、サイクル検出を伴う遅延参照カウントに基づく調整可能な自動ガベージコレクション機能を提供します。

    ■パッケージマネージャー「Nimble」

    Nimのパッケージマネージャー「Nimble」は、パッケージをGitリポジトリとMercurialリポジトリを介して配布する分散パッケージ管理を行います。

    →GitHub →nim-lang / nimble

    ■スタックトレース出力機能

    例外によりNimアプリケーションがクラッシュすると、終了する前にスタックトレースを出力します。

    このスタックトレースには、例外をデバッグするために必要な情報がすべて含まれています。

    補足情報

    ■同様製品

    同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

    オープンソース製品:「Python」「Rust」「Go言語」など。

    ■オフィシャルサイト

    オフィシャルサイト

    →Nim(Nim programming language | Nim)

    ライセンス情報

    Nimのライセンスは「MITライセンス」です。

    詳細について、こちらを参照ください。
    →GitHub →nim-lang/Nim →copying.txt

    ダウンロード

    →Nim →Install Nim

     

    参考元サイト

    ※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。